般若心経

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2024-09-19 | Weblog

 五岳山
  9月17日 JRみの~五岳山~JR善通寺
   ( 筆の山、香色山パス )

 一昨日17日は旧暦の8月15日、中秋の名月、出釈迦寺奥の院護摩祈祷日。
五岳山へ行ってきました。
午前中曇りの予報でしたが、熱中症警戒アラートが発出される猛暑日。
夜中に雨が降ったらしく落ち葉が積み重なった山道はちょっと蒸し暑く、すべらないようにと気を使います。出釈迦寺奥の院には麓から無料送迎自動車があり大勢の人が来ていました。
奥の院から本堂へ下り印をもらって、再度奥の院へ向かおうとしたところで送りますよと自動車へ誘われましたが、徒歩参拝をしているのでとお断り。
 しかし、暑さのため我拝師山山頂へはいつもより一時間半遅れ、歩いていても一歩一歩が遅くなっているのが分かります。白衣からスボンまで汗でびっしょり。
我拝師山を下る途中、大坂峠でリタイヤするかどうか迷いました。
小さい頃から、最後まで意思を貫くことがよいことだと教えられてきました。そのためか、ともすると ”挫折”=”悪いこと・恥ずかしいこと”という意識が心の奥底にあるのかもしれません。こだわる必要のない葛藤が頭の中をかき乱します。
いつものことながら同じ結論、リタイヤ。

 筆の山の麓の木陰を歩きながら考えました。暑さでリタイヤを悩むのであれば、例えば朝の気温が25℃を超えていれば初めから計画を3座ということにすればよいのではないか。そうすれば余計な悩みがなくなるだろう、次回からの計画判断に加えることにしました。

 善通寺で自転車で巡拝しているという若い男性に会いました。順打ちであと3日で結願。暑い太陽の光の中にさわやかさを感じました。何日かかりましたか、台風のときは大変だったでしょうなどと、話を聞きたかったのですが、電車の時刻がせまっておりお接待の飴を渡してすぐに別れました。世の中のせわしなさから離れるために山道を歩きに来たのに電車の時刻にせかされるとは。相手を思いやる気持ちがなかったのか、電車のシートに座り、反省することしきり。

 ずいぶん汗をかきました。持ってきたペットボトル4本、湧き水で2本補充、自販機で1本購入、などから3Lは汗として出た計算。
その分、塩分も排出されたのでしょう、翌朝の血圧はいつもより10ほど低く最高102・最低57でした。





シロオニタケ 
( 食用にはなりません )