般若心経

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四国八十八ヶ所

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2024-09-05 | Weblog

 先達大会

 9月3日、高知県民文化ホールにて第41回四国八十八ヶ所公認先達大会が開催され参加しました。先達大会は4年毎に四国4県持ち回りです。私は高知県での参加は初めてです。
いつもは午前中からの開催ですが、地理的な関係もあってか12時30分からの開催でした。参加者 先達660人、寺院関係50人。
 大会はこの一年間に亡くなられた先達さんの慰霊法要に始まり、功労者の表彰、休憩をはさんでアトラクション「よさこい鳴子踊り」、土佐ならでのにぎやかな演舞、会場がわき上がりました。
続いて「四国遍路は”四国仏教”という宝物」と題して57番札所栄福寺住職 白川 密成僧正の特別講演。白川僧正は「ボクはお坊さん」など仏教関係の本を多数著作され、テレビにもたびたび出演されています。今回は仏教には大乗仏教、上座部仏教などという〇〇仏教という流れがありますが、四国遍路は”四国仏教”と言ってもよいのではないか。弘法大師は真言宗を開祖されました。しかし、四国遍路はあらゆる宗派、あらゆる宗教を分け隔てなく受け入れている。諸外国からの巡拝も数多く見られる。お遍路同士が手を合わせて挨拶する、お接待の文化、など四国遍路は仏教のひとつの形態を形作っている四国仏教である。そこには人を応援することの楽しみがあります。
仏は己の心にある、白川僧正は「Kukai in You」ということを提唱されています。四国遍路はお大師さまと同行二人の修行の旅。それはわたしたちの中にお大師さまがいることに気づく旅。それはまた、他の人も尊きものを宿しているということに気づくことです。
分かりやすく、笑いもあり楽しく聞かせていただいた1時間でした。
 閉会後、先達大会としては初めてのことですが、僧侶の方々との懇親会が行われました。四国遍路をしているといっても僧侶の方と話をする機会などほとんどありませんので、参加しました。
会場は少し離れたホテルザクラウンパレス新阪急、僧侶約40人、先達60人、計100人ほどの11テーブルの会場です。
 高知は酒の強い人が多く、宴会も盛り上がるとは聞いていましたが、まさにそのとおり、霊場会会長、各部会長、もとより楽しく上手なお話しに加えて各テーブルからの代表者による高知名物しばてん踊りなどあっという間に時間がすぎました。
私のテーブルには井戸寺、岩屋寺、園明寺の僧侶の方がおられ、隣の席の井戸寺の方には瀬戸内寂聴さんのお墓が井戸寺に建てられた経緯を聞いてみました。今の時代、お墓のことは個人情報なのでしょうが、寂聴さんともなれば関係ないでしょう。
参加していた先達の方たちはさすがにすごい人たちばかりで錦や金色の納札の人、同じテーブルでも25回、40数回の人、5.9回目の私にとってはまったく雲の上の人でした。
これらの人たちと話して、ひとつのことに打ち込んでいる人はやはり何か違う、皆さん生き生きとしていることを感じました。
 参加してよかった、楽しい一日でした。






懇親会

しばてん躍り


お坊さん?






Kukai in You

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