庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

水虫との共生?

2015-02-02 17:30:24 | 日記・エッセイ・コラム
日本人は江戸時代までは、草履や下駄を履く生活だったので、水虫は無かった
らしいが、明治時代になって軍隊が出来た時に、下駄や草履では戦が出来ない
ため、革製の軍靴を導入してから広まったと言う話である。

私も水虫とは高校時代、運動部の部活でうつされて以来、半世紀近くの長~い
付き合いで、女房や子供たちよりもずっと長い?付き合いが続いている。

若い頃は、水虫を何とか直そうとして、色々な水虫薬を塗ったりして見たが、
元来不精者なので長続きせず、少し良くなるとそこで止めてしまうので、結局
根治できずに、水虫の反撃にあって、逆に悪化させてしまったりしていた。

水虫も生き物なので、こちらが薬を塗って攻撃すると、向こうも生き延びる為
に必死でパワーアップして、反撃してくるようである・・・

そこで私は、水虫との戦いを諦めて、平和協定?を結んで共存、共生していく
事にした、つまりおとなしくしている限り、こちらから薬で攻撃しないと約束
して、水虫君によく言い聞かせた??。。。

それいらい、水虫君は徐々におとなしくなって、今では生きているのか?死ん
でいるのか?分からないくらいで、時々夏場になるとまだ生きているよと、足
の裏で存在をアピールするが、私にとってはもう痛くも痒くもない存在で、同
じ体を共有する、共存、共生関係?の様になっている・・・

「一病息災」と言う言葉があるが、病気もなく健康な人よりも、一つぐらい
持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きすると言われている。

私が今までたいした病気もせずに、健康でいられるのはひょっとして、
この一病である水虫君の、おかげなのかも?知れない・・・

庭に咲く日本水仙。


コメント
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