庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「立春」と「寒明」「立春朝搾り」

2015-02-04 16:51:28 | 日記・エッセイ・コラム
今日は24節季の立春、旧暦では立春は春の始まりであるとともに、1年の
スタートと考えられていました。

今でも正月のことを、新春、初春などと呼ぶのは、そのころの名残が残って
いるためですね。

今年は1月6日の小寒から、昨日の節分までの30日間がいわゆる寒中で、
その「寒」が明けて春が訪れる日が「寒明」、つまり「立春」と「寒明」は
同じ日になります。

同じ日のことでも表現が変わると、その印象も変り「寒明」には長く厳し
かった冬からようやく開放される安堵感と、これから春に向かう期待と喜び
が伝わってきます・・・

とは言うものの、二月初旬と言えばまだまだ一年中で一番寒い時期ですが、
この頃から徐々に春の気配が現れ始めます。

今朝のニュースで初めて知ったのですが、全国の酒蔵の蔵元で比較的多く行
われている「立春朝搾り」というものがあるそうです。

これは、立春の朝に作った搾り立ての日本酒を、「立春朝搾り」と銘打って、
その日に販売するというもので、ここ最近始まったものらしい。

私も機会があれば是非、この「立春朝搾り」の酒を一献味わって見たいもの
だと思っているのだが・・・

近くに酒蔵がある場合は是非購入して、立春の祝い酒として一献傾けてみる
のもよいのではないでしょうか?

 椿Ⅰ。

 椿Ⅱ。
コメント
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