庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

二十四節気と七十二候

2015-02-13 17:22:57 | 日記・エッセイ・コラム
「気候」という言葉は、二十四節気の「気」と、七十二候の「候」からでき
た言葉だそうです。

立春、啓蟄、春分など、一年を二十四等分した二十四節気については比較的
よく知られていますが、その二十四節気をさらに三つに分けた七十二候につ
いては、よく知らない人も多いのではないでしょうか?

たとえば立春の第一候は、「東風凍を解く」第二候は、「うぐいす鳴く」第
三候は「魚氷にあがる」というように、気象の変化や動植物の行動を表した
言葉があてられています。

この七十二候は五日毎に変わり、細かすぎるということで忘れ去られようと
していましたが、近年再び注目を集めているようです。

昔はもっと季節に風情があったのに、この頃の気候はなんだか極端だ・・・

相次ぐ自然災害、地球温暖化や原発事故など、自然を無視して、自分たちの
都合だけを優先してしてきた今までのやり方で、果たしていいのだろうか・・・

私たちの進むべき方向は、間違っていないのだろうか・・・

四季のある、豊かな自然を誇るこの日本に生まれた事を感謝し、自然を見つめ
ながら、自然に寄り添い、季節の移り変わりを味わいつつ、心豊かに生きて行
きたいものだと思う・・・

夕暮れの富士山。
コメント
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