庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「芒種(ぼうしゅ)」カマキリ生ず

2015-06-06 17:41:18 | 日記・エッセイ・コラム
今日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」です、芒(のぎ)とは稲などの穂先に
ある針のような突起の事をいい、昔はこの時期が穀物の種まきや、田植えの目安
とされていました。

七十二候で芒種の初候は「カマキリ生ず」で、カマキリの赤ちゃんが生まれる頃
です、秋のうちに草木に産み付けられた卵から、小さなカマキリの赤ちゃんが次々
と現れてくる頃。

今朝、庭に出てみると色付きだしたアジサイの花の上に、生まれて巣立ったばかり
の小さなカマキリの赤ちゃんがいるのを見つけた、小さいとはいえもう立派にカマ
キリの姿をしており、これから自力で自然界を生き延びていかなくてはならない...

無事に秋まで生き延びて、子孫を残せるのだろうか?思わず、頑張れよ!と声をか
けてやった... 

生まれたばかりの、可愛いカマキリの赤ちゃん。




カマキリは獲物を待ち伏せる姿から、「拝み虫」とも呼ばれ、雪国では雪に埋もれ
ない高さに卵を産み付けるので、その年の積雪量を予知できると言われています。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする