庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「短夜」夜明けが早い!

2015-06-07 17:30:03 | 日記・エッセイ・コラム
昼の時間が一番長くなる夏至まではまだ間があるが、夜明けの時間は今が一番早く、
今日の横浜地方の日の出時間はAM4:26で、この状態が夏至の頃まで続き、4時を
過ぎるともう薄明るくなってくる。

今日の日没時間はPM6:54ですが、6月末のPM7:01まで、まだ長くなって行き、
夏至で夜の時間が最短となります。

日本人は昔から春は「日永(ひなが)」、夏は「短夜(みじかよ)」、秋は「夜長」、
冬は「短日(たんじつ)」と季節による日の長さ、夜の長さを歌や俳句に詠んできま
した。

春の日永と、夏の短夜は意味は同じですが。。。  春は暖かな日の永いことを喜び、
夏は清々しい夜の短いことを惜しむ。。。 と言うように微妙な季節感を使い分けて、
春に「短夜」、夏に「日永」とはけっして言いません。

この言葉は古く、万葉集にも登場し、平安時代の貴族たちも夏の夜の短さを、恋人と
の逢瀬のはかなさに重ねて、恋の歌によみこんでいるそうです。

まあ、歳とともに朝は早く目覚めるようになった私としては、夜明けが早いのは有り
がたい?事なので、まだ涼しくて清々しい朝の時間を有効に活用して、楽しみたいも
のだと思っている。。

サルビア・グアラニチカの花に来たミツバチ。


青く色付きだしたガクアジサイ。


夏の野草ヒメジョオンの花。




コメント (1)
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