庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

晩秋の里山田んぼ

2018-11-25 07:53:38 | 日記・エッセイ・コラム

先日晩秋の舞岡公園の里山田んぼで撮ってきた、
刈り取りの終わった田んぼの風景をアップします。

収穫を終えた後の田んぼの、やや物悲しい風景は、
暮れゆく秋への惜別の思いがこみ上げてきます・・

昔懐かしい稲藁を積み上げて作った藁におのある風景。

稲を刈り取ったあとの切り株から、また新しく生えてくる芽を
「ひつじ」または「ひこばえ」といいます。

稲の切り株から再び芽生えた「ひつじ」。

周囲の里山が、しだいにもの枯れた景色に染められて行くなかで、
青々とした緑の葉をそよがせるひつじですが・・

再び穂が出ても実ることなく、やがて霜にあって枯れてしまう運命です・・

それを思うと、かえってものの哀れさも感じさせる光景です。。 

冬はもうすぐそこまで来ています。。

コメント (2)
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