庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

金盞香~日本水仙咲く

2018-11-18 09:25:38 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、立冬の末候(11/17~11/21)は
金盞香(きんせんこうばし)です。

金盞とは、金色の盃を意味し水仙の別名で、水仙が咲き
良い香りを放つ頃という意味です。

水仙は、その花姿から「金盞銀台」の別名もあり、内側の
黄色い部分を金の杯に、外側の白い花弁を銀の台に見立
てて縁起の良い花としても喜ばれていたそうです。

11月中旬の庭先で、甘い香りに誘われてふと観ると
日本水仙の花が咲き出していた。 

庭先で咲き出した日本水仙。

冷たい風のなかで、かぐわしい香りを漂わせながら、静かに
花を揺らせて咲く白い清楚な姿は、どこか高貴さを感じます。。 

真中の 小さき黄色のさかずきに 甘き香もれる水仙の花 
                     ~木下利玄~ 

耐寒性の球根植物で植えっぱなしでも増えて、
毎年花を咲かせるが・・
球根には毒があり食べると危険だとの事。

この花が咲くと今年も冬の訪れが近いと感じる。。

コメント
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