昔の人は少しでも早く春の気配を感じ取りたいと、かすかに漂う
梅の香りを手がかりにどこに咲いているか分からない梅を求めて、
山野等を歩く事を「探梅(たんばい)」といいました。
冬枯れの景色の中に隠れている春を探す気持ちを風流として尊び、
春を待ちわびる気持ちが伝わってくるような言葉です。
拙庭の梅の蕾はまだまだ固いままですが・・
冬晴れの明るい陽射しに誘われ、微かな春の気配を探しに出か
けた散歩道の陽だまりでは、紅梅の花がほころび始めて周囲に
馥郁とした良い香りを漂わせていた。
散歩道の陽だまりでほころび始めた八重咲きの紅梅。
透き通るような薄黄色で咲く蝋梅の花。
昨日の散歩で観た月齢10.2の白い月。
散歩の帰りに見た夕暮れの富士。