庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

梅の花咲く春隣(はるどなり)

2025-01-22 09:05:38 | 日記・エッセイ・コラム

春隣(はるどなり)」は冬の季語ですが、もうすぐそこに春がきて
いるという意味の言葉。

寒中でまだまだ寒さの厳しい日々が続きますが・・

もう立春まであと10日余り、寒さは厳しくとも太陽の光は日一日と
力強さを増し、日射しは1日に畳の目一つ分ほど伸び、心なしか空の
色も少しずつやわらかくなってきたようです。

風はまだ冷たくても、自然界の草木は逞しく春の準備を進めています。

春隣(はるどなり)」は、そんなかすかな春の予兆に目を向けながら、
春を待ちわびる人々の気持ちが伝わってくる言葉です。

近づく春の気配を探しに出かけた、本郷ふじやま公園の丘の陽だまりで
は紅梅、白梅、蝋梅が紅、白、黄の三色揃って咲き始めていた。

咲き始めた紅梅。

 

白梅。

 

透き通るような薄黄色で咲く蠟梅。

 

最後は寒中に咲く青い寒咲きアヤメの花。

コメント (2)
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