今年も残すところあと2日となりました、街は歳末大売出しで賑わい
何かとあわただしくなってきました。
年の瀬も押し詰まっていよいよ今年も終わりが近づいた頃を「年暮る」
といいます。
どこの家庭でも、大掃除や新年を迎える準備に追われる頃ですが、この
頃の事を「数え日」と言います、去りゆく年を惜しむ思いと新しい年へ
の期待をこもごも感じさせる言葉です。
幼い頃、寒い冬の夜は家族皆んなが囲炉裏端に集まって過ごし、
♪もういくつ寝るとお正月~ と日数を数えながら新年や春の訪れを
楽しみに待っていたことなどを懐かしく思い出します。
唱歌 「冬の夜」
♪ 燈火ちかく衣縫ふ母は 春の遊びの楽しさ語る
居並ぶ子どもは指を折りつつ 日数かぞへて喜び勇む
囲炉裏火はとろとろ 外は吹雪......
囲炉裏火の風景、横浜三渓園内の旧矢箆原家住宅にて撮影。
囲炉裏の炎はどこか懐かしさと暖かい温もりを感じさせますね。。
舞岡公園古民家の囲炉裏端。
懐かしい、かまどの炊事風景。
子供の頃は、正月を日数を数えて楽しみに待っていたものですが・・
歳を重ねた今となっては、もうきたか~!またきたか~!また一つ
歳をとるのか~と思うと・・
なんだかなぁ~ という気分。。
正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし
<一休>
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