庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

数え日~囲炉裏端の風景

2023-12-29 08:53:08 | 日記・エッセイ・コラム

今年も残すところあと2日となりました、街は歳末大売出しで賑わい
何かとあわただしくなってきました。

年の瀬も押し詰まっていよいよ今年も終わりが近づいた頃を「年暮る
といいます。 

どこの家庭でも、大掃除や新年を迎える準備に追われる頃ですが、この
頃の事を「数え日」と言います、去りゆく年を惜しむ思いと新しい年へ
の期待をこもごも感じさせる言葉です。

幼い頃、寒い冬の夜は家族皆んなが囲炉裏端に集まって過ごし、 

♪もういくつ寝るとお正月~ と日数を数えながら新年や春の訪れを
楽しみに待っていたことなどを懐かしく思い出します。 

 唱歌 「冬の夜」

♪ 燈火ちかく衣縫ふ母は  春の遊びの楽しさ語る

 居並ぶ子どもは指を折りつつ  日数かぞへて喜び勇む

 囲炉裏火はとろとろ  外は吹雪......

 

囲炉裏火の風景、横浜三渓園内の旧矢箆原家住宅にて撮影。

囲炉裏の炎はどこか懐かしさと暖かい温もりを感じさせますね。。

 

舞岡公園古民家の囲炉裏端。

懐かしい、かまどの炊事風景。

子供の頃は、正月を日数を数えて楽しみに待っていたものですが・・

歳を重ねた今となっては、もうきたか~!またきたか~!また一つ
歳をとるのか~と思うと・・

なんだかなぁ~ という気分。。

 正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし
                        <一休>


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