今日8月9日は76回目の長崎の原爆の日です。
下記の記事は以前にも掲載しましたが、被曝された人々への追悼と忘備録
として修正加筆の上再掲します。
8月6日の広島に続いて、人類2発目の原爆が長崎に投下された日・・
昭和20年8月、終戦間近の日本は、ほとんどの都市が米軍の空襲により
破壊されていたが、4つの都市だけはある目的のために破壊されなかった。
その都市とは、広島、小倉、新潟と長崎、そこの住民はアメリカによる原子
爆弾の実験ための目標都市として取っておかれたとは知るよしもなかった・・
そして広島に続く2発目の原爆搭載機は9日の朝、次の投下目標地である
小倉へと向かってテニアン島から飛び立った・・
ところが小倉の上空に着いて見ると、小倉上空は雲に覆われて(前日の隣の
八幡市への爆撃の影響で煙が立ち込めていたという説もあり)目視による投下
が出来ず45分間上空を旋回したが使用可能な燃料がギリギリになったため・・
ついに小倉を諦めて第3の目標地である長崎へ向かうことになった、当日の
長崎の上空も雲の海だったが・・
そのまま投下せずに帰還すると、燃料の関係で帰還途中に原爆を海上に投下
しなければならなくなるため、午前11時2分、機長は雲の切れ目を見つけ
てついに人類2発目の原爆が長崎に投下されてしまった・・
長崎と小倉、まさに運命を分けた空。。
丘の上の薔薇と十字架。
♪こよなく晴れた青空を 悲しと思う切なさよ.....
~長崎の鐘より~
八月の青空に湧き上がる積乱雲と、ピンクの芙蓉の花。
現在私の住んでいる横浜も、当初は原爆投下の有力な候補地
だったらしいが、1945年5月29日の横浜大空襲によってすで
に街は破壊しつくされていた為、候補地から外された。
もし、横浜が5月の大空襲を受けていなかったとしたら・・
横浜が原爆投下の予定地に選ばれた可能性は高い。
その代わりに最終的に候補地として浮上したのが広島、小倉、
新潟、長崎だった。
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