郷里の新潟へは、コロナ禍でずっと帰省できなかったが、
二年前に亡くなった姉の3回忌法要があり、漸くコロナも
落ち着いてきたので4年振りに帰省した。
そのため、昨日はブログ休みとしました。
帰省の際降車した最寄り駅JR越後線内野駅前には、この町と
深い関係のあった戦後歌謡界を代表する作曲家の一人、国民
栄誉賞も受賞した遠藤実を記念した「遠藤実顕彰碑」がある。
作曲家遠藤実は、戦時中両親の出身地である新潟の隣町へ疎開して
きてこの地で高等小学校卒業後、14歳で日東紡績内野工場の工員や、
門付け芸人などをしながら17歳で上京するまで過ごした。
因みに、舟木一夫が歌って大ヒットしたあの「高校三年生」は、進学
したくても叶わなかった、高校生活に対するあこがれや想いが込めら
れていたそうで、そんな思いで聞くと尚一層感慨深いものがあります。
顕彰碑の横には、」遠藤実の代表的なヒット曲の
舟木一夫「高校三年生」や千昌夫「北国の春」他
自身の歌う「ふるさとよありがとう」の3曲が釦を
押すと流れるようになっていた。
この顕彰碑が出来た際には歌手の千昌夫がやって来て、
この碑の前で「北国の春」を歌ってくれたそうである。
そんな遠藤実が作曲家として世に出た後で、こまどり姉妹をつれて
この町へ帰ってきた際に、関係のあった隣の家にも挨拶に立ち寄ると
の話があり、私も小学校低学年の頃に車から降りてくる遠藤実を隣の
家まで見に行った記憶がある。
久しぶりで見る故郷の山と川の風景。
西川と角田山。
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