二十四節気七十二候の処暑の次候(8/28~9/1)は、天地始粛
(天地初めて寒し)です。
「粛」には縮む、静まる、弱まるという意味があり、夏の気が
落ち着き、暑さもようやくおさまってくる頃。
今朝はこの言葉どおり、列島に近づく台風10号の影響もあり
当地方も雨模様の不安定な天気となり、こないだまでの猛暑も
漸く少しおさまって涼さも感じられる朝となった。
毎年この時季になると空の色や雲の形、風にゆれる木の葉の
そよぎなどの微妙な変化に夏の終わりを感じて・・
何となく粛然とした気分になります。。
八月の夏の終わり頃になると、井上陽水が歌ったあの名曲
「少年時代」の一節を思い浮かべる。
♪夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
青空に残された 私の心は夏模様....
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この歌詞のフレーズで「風あざみ」と言う言葉が出てくるが、はて?
風あざみとはどんな風なんだろうと思って調べてみても・・
「あざむ」はどの辞書にも載っておらず、井上陽水さんの造語だと
分かったが、この「風あざみ」と言う言葉からは何となく、暑さが
少し和らいだような季節の情景が浮かんでくる。
昨日の散歩道で、何となく季節の変わり目を告げるような涼やかな
風を感じ、オッ!この感じが「風あざみ」の風なのかと実感した。
そんな風あざみの吹く散歩道で撮った、野の花等をアップします。
ハゼラン。
爆欄(ハゼラン)は、膨らんだつぼみがつ次々と爆ぜる(はぜる)
ように開花する様子を表現した名前らしい。
センニンソウ。
萩の花。
オミナエシ。
ツルボ。
野菊。
ツリガネニンジン。
キンミズヒキ。
野に咲く花の変化で・・
夏から秋への季節の移ろいを感じます。
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