庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

裏山の森で咲くキンランの花

2021-04-17 09:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

隣の裏山の森で、毎年開花を楽しみにしているキンランの
花が今年は早くも咲いているのを確認した♪。

いつもは5月の連休前ごろに咲くのだが・・

やはり今年の春は季節の進みが10日ほど早い気がする。。

キンランは山や丘陵の林の中に生える野生のランで、高さ
30-70cmの茎の先端に4月末から5月にかけて、直径1cm程度
の明るく鮮やかな黄色の花を総状につける。

裏山の森で咲く野生のキンラン。

かっては雑木林や里山の林下にも見られた花だったそうだが・・

生育環境が悪化したり、心無い人々に採取されてしまったり
して、今では絶滅を危惧される花になってしまった。

キンランは、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌と
共生関係にあるため・・

綺麗な花だからと、採取して持ち帰って移植しても
育てる事は無理なので・・ 

見つけても採取するのは絶対に止めて欲しい!。

撮って良いのは写真だけ!!。


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2 コメント

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共生関係 (越後美人)
2021-04-17 09:48:09
キンランにそうした性質(特徴)があるのを知りませんでした。
いつかは欲しいと思っていましたが、庭では育たないようで諦めました。
自然に育っているものを採集するのは厳禁ですね。
それにしても綺麗ですね~(^_-)-☆
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自然との共生 (庭先の四季)
2021-04-17 14:18:52
越後美人さん、こんにちは。
”やはり野に置け蓮華草”と言うことわざがありますが・・
キンランも、それにふさわしい環境で自然と共生して
育つからこそ、綺麗な花を咲かせるのではないでしょうか?。
ついでながら、私も自然と共生したいと願ってるじーさんです(笑)。
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