パク・ヒョシンはどうやってミュージカル興行保証小切手になったのか?
パク・ヒョシンはどうやってミュージカル興行パワーBIG3の王座についたのか?
最近ミュージカル制作者たちは ミュージカル興行パワーBIG3に チョ・スンウ、キム・ジュンスと共に歌手パク・ヒョシンを躊躇なく挙げる。
1999年デビューして訴求力の濃い声で自分だけの色を見せたパク・ヒョシンは 2013年ミュージカル『エリザベート』でミュージカルにデビューし
‘死’役を引き受けてセクシーな演技と爆発的歌唱力などでミュージカルファンの視線を一気にひきつけた。
2014年ミュージカル『モーツァルト!』では天才作曲家モーツァルト役を引き受けて狂気漂う天才のキャラクターを立体的に完成した。
その結果パク・ヒョシンが熱演した『モーツァルト!』はインターパーク調査結果で昨年最も多くチケットを販売した公演に上がったほどだ。
最近開幕したミュージカル『ファントム』でもパク・ヒョシンの興行パワーは間違いなく続いた。
去る2月オープンしたミュージカル『ファントム』のパク・ヒョシン出演の1次チケットが全回全席すべて わずか5分で完売させる気炎を吐いた。
パク・ヒョシンはどうやって3作品だけでミュージカル興行保証小切手の隊列に上がったのか?
ミュージカル関係者たちは パク・ヒョシンが歌唱力、演技、舞台掌握力を等しく持っている点を挙げている。
また悲劇を基盤とした高難易度のキャラクターを選択することもひとつの理由とする。立体的なキャラクターであるほど強力な波及力を持つ。
ミュージカル『ファントム』の演出を引き受けたロバート・ヨハンソン演出家は「ミュージカル『ファントム』は小説『オペラ座の怪人』の基本的な内容を基に書かれたが
『オペラ座の怪人』であるエリックの人間的な姿がよく表現されている。パク・ヒョシンは実に深い内面の物理的な連結の輪を探して
エリックのキャラクターを作り出していく。そしてもう少し感覚的な処理方式を選んでファントムを演じる。
彼のファンがなぜ彼をセクシーだと言うのかがわかる。このような感覚的な感じが歌まで続く」と評価した。
最近ソウル・忠武アートホール大劇場で開幕したミュージカル『ファントム』でパク・ヒョシンの自身が持つ魅力を余すところなく出す。
よどみない歌唱力はもちろん トラウマを抱いて生きていく人の内面を深く表現する演技で劇を導く。
『オペラ座の怪人』と呼ばれ 醜い顔のため仮面を付けて劇場地下で生きていき 運命の女性クリスティーンと出会い破局に突き進むファントムの内面をよく表現する。
自身が怪物として生まれた訳を伝え聞く場面では 仮面の外側からでもわかるほど熱い涙を流す。
息を殺して公演を見た観客たちはカーテンコールで全員起立して熱い拍手をおくる。
続いてパク・ヒョシンが後ろ姿を見せてマスクを取る場面では アイドルのコンサート会場に劣らない歓声があふれ出る。
わずか3作品を通じて興行保証小切手俳優リストに上がったパク・ヒョシンはミュージカル『ファントム』を通じてミュージカル舞台で
自分だけの新しいページを大きく開いている。
ガストン・ルルーの推理小説『オペラ座の怪人』を原作としたミュージカル『ファントム』は 来る7月26日まで忠武アートホール大劇場で公演される。
ファントム役はパク・ヒョシンの他にもリュ・ジョンハン、カイが熱演し、相手役のクリスティーン役にはイム・ソンヘ、イム・ヘヨンとキム・スニョンが熱演する。
またシン・ヨンソク、ホン・リュンヒ、パク・チョルホ、エノク、イ・サンジュン、バレリーナ キム・ジュウォン、ファン・ヘミが共演する。