『オペラ座の怪人』(原題: The Phantom of the Opera)
2004年にアメリカで製作されたミュージカル映画。
キャッツ」「エビータ」などの大ヒットミュージカルを生みだした作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、
ガストン・ルルーの小説をもとに手がけたミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化。
ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本に参加し、「バットマン フォーエヴァー」「フォーン・ブース」のジョエル・シュマッカー監督がメガホンをとった。
監督 ジョエル・シュマッカー
脚本 ジョエル・シューマカー アンドリュー・ロイド・ウェバー
原作 ガストン・ルルー
製作 アンドルー・ロイド・ウェバー
製作総指揮
ポール・ヒッチコックオースティン・ショウ
ジェフ・アッバリー
ジュリア・ブラックマン
キース・カズンズ
ルイーズ・グッドシル
ラルフ・カンプ
音楽 アンドリュー・ロイド・ウェバー
撮影 ジョン・マシソン
【あらすじ】
1919年、オペラ・ポピュレールにて劇場に縁のある品を処分する公開オークションが開催される。
ラウル・シャニュイ子爵は出展品である猿の形をした張り子のオルゴールを、激しい競りの末に競り落とす。
相手は、黒いドレスに身を包んだマダム・ジリーであった。
競売人は次に、荒廃したシャンデリアを「オペラ座の怪人による奇妙な出来事」で重要な役割を担ったと紹介する。
シャンデリアは輝きを取り戻し、屋根の元の位置にゆっくりと上昇し、1870年に時代がさかのぼる。
19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。
リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになった若きオペラ歌手のクリスティーヌは、初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たす。
クリスティーヌに才能を見いだしたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを亡き父親が授けてくれた「音楽の天使」と信じ、プリマドンナへと成長する。
ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、
ある時、ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。
【感想】
★★★★★
一時期、劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』にハマりにハマった。
大阪、京都、名古屋に足を運び出演者が変わっても、感動して夢心地で帰路についたのをを今でも思い出す
サントラのCDを購入して繰り返し聴き、映画はDVDで観た。
昨日も夜中にDVDで観たが、やはり圧巻だ。
作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、ガストン・ルルーの小説をもとに手がけたミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化したものだが、映画は舞台版に忠実で、俳優たちは全て吹替えなしで歌っている。
ジェラルド・バトラー 、エミー・ロッサムの魂を揺さぶるような演技は素晴らしく
2人が(ファントムとクリスティーヌ)が交互に熱唱するシーンは圧巻。
それはそれは美しくて、グイグイ引き込まれて見入ってしまう。ゾクゾクする。
ファントムは全然全霊でクリスティーヌに愛を注ぎ、自分のものにしたいと思っている。
ファントムの愛は激しくて哀しくて、そして切ないのだ。
そんなファントムをジェラルド・バトラーがセクシーに演じている。
彼の表情、彼の歌声、彼の言葉が胸に響く、そして突き刺さる。
この映画でその実力を認められたジェラルド・バトラーは、
一気にスターダムに上り詰めた。
やはり、これは映画館の大スクリーンで観るべきだろう。
ファントムがかなり不気味に描かれているガストン・ルルーの原作を電子書籍で読み出している。
あああ、映画ってほんと素晴らしい❣️