フォーエバー・フレンズ
制作総指揮:テリー・シュワルツ
制作:ボニー・ブルックハイマー・マーテル
マーガレット・ジェニングス・サウス
ベット・ミドラー
監督:ゲーリー・マーシャル
原作:アイリス・レイナー・ダート
脚本:メリー・アグネス・ドナヒュー
撮影:ダンテ・スピノッティ
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ベット・ミドラー、
バーバラ・ハーシー ジョン・ハード、
レイニー・カザン
評価・・・★★★★
クラブ歌手と女弁護士という、女2人の 友情を描いた人間ドラマである。
歌手志望のC・C.はある夏、良家のかわいい娘、ヒラリーと出会う。2人が11歳の時だ。
意気投合した2人は、その後文通で交流を深めている親友同志である。
格式ある家のしきたりにがんじがらめのヒラリーは、
ある日家を飛び出し C・Cのアパートに転がり込んで、共同生活を始める。
将来目差すものの目的も、生き方も考え方も違う2人は、激しく衝突することもある。
お互いの生き方を認めつつも、自分の気持ちを隠すことをしない。
時には嫉妬し、罵り合い、とことんやりあい喧嘩別れしては仲直りを繰り返すが、
お互い、なくてはならない存在なのだ。
二人の女性の、心の動きを丁寧に描いているのが良い。
未婚で子供を産んだヒラリーだが、彼女は病に冒され、
残された愛娘を、最後にC.Cに託すのだった。
う~ん、泣かせるよ。 ベット・ミドラーの歌唱力には脱帽。
本職でもある訳ですからうまくて当然なのだが、
ハートに染み渡る歌声は、聴くものの魂を揺さぶる。
どろどろになりがちな女性の友情を からっと楽しく、
時にはほろりとさせる、女性必見の映画だ。
子供時代の二人の女の子役も実にいい。
特に子供時代のC・C、歌もうまくて、 ベット・ミドラーによく似てる。
にほんブログ村
![]() |
![]() |