アメリカが分からん

【米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は23日、公的支援の下で経営再建中の米金融大手シティグループが今年、従業員の基本給を50％引き上げる方針だと報じた。
関係筋の話として伝えたもので、業績不振で減額された年間賞与を埋め合わせるためだという。賃上げが実施されれば、従業員の大半が昨年並みの給与を獲得できる見通し。
また同紙によると、シティは人材流出などを防ぐため、従業員に数百万株のストックオプション（自社株購入権）を付与する計画だ。】

多くの資金をつぎ込んでも、会社の業績回復よりも従業員の給与に回されていく税金ってなんなんだろう？アメリカが理解の外にある。

結局、アメリカは不都合が起こったときに、その原因を内部に求めるのではなく、外部（他社や外国）に求める歪んだ精神構造があるらしい。

我が日本は、多くのアメリカ国債を換金できないまま持ち続け（購入し続け）、同じ船に乗り続けるしかないようだ。実際持ちすぎたアメリカ国際の売却を口にした故橋本総理大臣は、その後、一切触れなくなってしまった経緯もある。日本国内の赤字国債は、多くが解消できるのだが・・・・。