日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

荒れる成人式に

2010年01月10日 17時20分19秒 | 気まま日記
若者は、成人式に何を求めているのでしょう。

成人式は、1月15日に行われていたのだが、祭日を日曜日にくっつける変な法律で月曜日になってしまった。
各地の成人式が良い意味でなくニュースになるようになったのは、いつの頃からだったのでしょうか。

しかし、成人式の日にちについては、各自治体に任されている。
よって、1月、3月、5月、8月など様々になった。概ね雪深い所や、お盆の帰省に合わせる所などだ。

◇新潟県だけをとっても以下のようになる。

【1月】

 新潟市、五泉市

【3月】

 新発田市、燕市、三条市、田上町

【4月】

 長岡市(栃尾)、上越市

【5月】

 新潟市(豊栄地区・秋葉区・南区)、長岡市(長岡・小国・越路)、柏崎市、小千谷市、加茂市、十日町市、見附市、阿賀野市、魚沼市、南魚沼市、糸魚川市

【8月】

 長岡市(山古志・寺泊・中之島・三島・与板・和島)、村上市、妙高市、佐渡市、胎内市、聖籠町、阿賀町、出雲崎町、川口町、湯沢町、津南町、弥彦村、刈羽村、関川村

しかして、その運営は容易でないようだ。夏の成人式は、晴れ着ではないにしても、余りにも肌の露出の多いものなどの欠点もある。
親にとっては、高価な晴れ着(そう何回も着ない)を一式揃える負担は大きい。

若者自身が、成人式の式典運営に参加する方式で成功した例もある。
何か社会人としての自覚を促す方法はないのでしょうか。「選挙人登録カード」とかの配布・・・新成人自身で考えて欲しい。
武士の成人式(元服)は、11歳前後~15、6歳で行われたが家族単位のもので、男女とも髪型を変えたり見た目を変えた。そして一番の変化は、幼名が元服名になって世間にも披露されたのだ。守り刀なども与えられた。これでは、本人も自覚するよ。


明日のニュースが「うれしい成人式」であって欲しいものです。