ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「人を憂える心をとう」

2023年01月19日 12時10分17秒 | owarai
“優しい言葉
優しい笑顔
優しい行為
優しさとは人を憂(うれ)え
る心だ“

優しさは、人間生活にかけ
がえのないものである。

だれだって優しさを求めて
いる。しかし、優しさとは
何であるか、的確につかんで
いるフシがある。

優しさとは、文字の示すとお
り、他人のことを憂える心の
ことだ。

優しい言葉、優しい笑顔、優
しい行為すべて甘美な言葉で
ある。だから、多くの人が渇
望(かつぼう)しているのだ
ろう。

それは他人を憂える心からか
もし出す零囲気である。

―女の予感―

2023年01月19日 12時06分31秒 | owarai
「もう行かなきゃ、遅れてしまう」
と、言うのはいつもわたしのほう
だった。優しい人が上りの最終電
車に乗り遅れてしまうことを、心
配していたわけではなかった。

「もう行かなきゃ、遅れてしまう」
台詞(せりふ)を、わたしは優しい
人の口からは、聞きたくなかった
のだ。

それから、玄関のドアが開いて、
ドアが閉まる。駐車場で、優しい
人がバイクのエンジンをかける
音がする。今夜は絶対に見送る
まい、と、心に決めていても、
バイクのエンジン音を聞くと、

わたしは転がるようにベラン
ダに出て、バイクに乗って去
ってゆく優しい人の姿を見送っ
てしまう。優しい人は二階を
見上げ、ベランダに立っている
わたしに向かって、手を上げる。

優しい人はそのとき、どんな顔
をしていたのだろう。わたしの
目は涙で曇っていたから、優しい
人の表情は見えなかった。

優しいに人に、わたしの顔は、
見えていたのだろうか。

その夜、いつものように打ち捨
てられたわたしは、いつもと違
った行動に出た。
裸の上にコートを羽織り、財布と
鍵だけをポケットに入れ、素足を
ブーツに突っ込んで、部屋を飛び
出した。

川を渡る前から、わたしは車を
捕まえるために手を上げていた。
急ブレーキの音がして、個人タク
シーが止まった。わたしの目の
前で、ドアが開いた。

「山科駅まで。急いで下さい
ますか」
「はい」

駅の構内にはまだ、優しい人が
いるはずだ。ゆっくりとホーム
に入ってくる最終電車を、優しい
人は待っている。優しい人が電
車に乗ってしまう前に、

どうしても会いたい。一瞬だけで
も会えたら、それでいい。会って
「おやすみ」と言えたら、それで
いい。そうしても、そうしなくて
はならない。今夜は。
「このへんでええすか?」
「はい、ここでいいです」

わたしは走った。死に物狂いで
走った。

優しい人は売店のそばに立って
いた。見えたのはうしろ姿だった。
わたしに背中を向けて、優しい人
は電話をかけていた。黄緑色の
公衆電話だ。

優しいが
電話をかけている!
どこへ?
どこへ?
どこへ?
心臓が止まりそうになった。

「これから帰るよ。今、電車が
来たから」
そんな声が今にも聞こえてきそう
で、わたしは思わず両手で耳を
塞いだ。

「あなた」
「お、どーした。何があったか」
優しい人はそう言った。思わず口
をついて出た、というような言い方
だった。
優しい人はそう言った。思わず口
をついて出た、というような言い方
だった。

「会いたかったから」
と、わたしは言った。
「もう一度、会いたかった――。
もう一度会って――――」
わたしの声はかすれていた。呼吸
も荒かった。頬には乾いた涙が
こびりついていた。

「おやすみなさいが言いたくて」
優しい人が何かを言おうとする
よりも先に、電車のドアが開いた。
反射的に、優しい人は電車に乗って
しまった。

電車のドアが閉まった。
優しい人を乗せた電車は走り出した。
わたしはホームに取り残された。

何も変わらないのだ、と、わたしは
思った。優しい人の世界のなかにお
いて、わたしはその一部に過ぎず、

わたしの世界のなかにおいて、優しい
人はすべてだった。
永遠に重なりあうことのないふたつ
の世界。

世界と世界を切り分けて、渺
々(びょうびょう)と横たわる桟橋
のない海。深夜の駅で、胸の奥から
大量の血を流しながら、わたしが
目にしたものはそれだった。


「紙クズはもう一泊します」

2023年01月19日 12時04分18秒 | owarai
アーサー・ヘイリーの小説、
「ホテル」で、事件の重要な
証拠となるメモが発見された

のは、焼却炉に入る寸前のゴ
ミの山でした。

小説のなかだけではありません。
実際のホテルでもいろいろな
出来事は日常茶飯事。

例えば、大事なメモをうっかり
捨ててしまったら?―--

大丈夫、ご安心ください。
お部屋のクズかごの中身は、お客
さまがチェックアウトなさった後、

フロア別にまとめられ、さらに
一昼夜ホテルに滞在(スティ)し
ています。

捨てたのか、忘れたのか、判断つけ
がたい残留物。こちらはゴミより長
く滞在いただくことになります。

パスポートをはじめとする明らか
な忘れ物は、もちろんお客さまに
ご連絡さしあげます。

いずれにしても一日分だけでも相
当な数。保管するスペースの確保
もたいへんです。

無駄といえば、無駄におわること
も少なくありません。

しかし、帝国ホテルやを選んでよ
かったと思ってくださるお客さま
がいらっしゃる限り、

彼らは無駄を大切にしたいと思って
います。

因みに、わたくしは商談でラウンジ
しか利用をしことがありません、
あしからず・・・・・。

前置きが長すぎました(苦笑
元落語家の戯言です。

生前、立川談志さんが桂文枝(三枝)
さんに生涯、三枝を使うようにと・・・、
六代 桂文枝の名を継ぐのは談志さんが
亡くなった後、

生涯二流を通すようにと、三流は間違っ
て一流になることがある。浮気が芸の
肥やしにならないのが二流です。

二流は、常にベストを尽くすことです。
高級ホテルや宿屋にはベストをつくす
結果、信頼がついてまいります。

いいようのない空気があります。
忘れたくないものです。


「上善如水じょうぜんみずのごとし

2023年01月19日 12時01分39秒 | owarai
老子に学ぶ「水」のリーダー訓
『老子』を研究してリーダー教育
に生かしているジョン・ハイダー
氏は語る。

「賢いリーダーは水に似ている。
水は分け隔ても判断もすること
なく、あらゆるものを浄化し、
活気を与える。

水は自由に、恐れることなく、
あらゆるものの表面から奥深
くにまで浸透していく。

水は流動し、敏感に反応する。
水は軽やかに法則に従う。

賢いリーダーは、いかなる場
においても不平を言わず、い
かなる人とも手を携え、いか
なる問題からも逃げない。

全員の利益のために行動し、
報酬の多寡を問わずによく奉
仕する。

簡潔かつ正直な言葉で語り、
光を注ぎ、調和を生み出すた
めに問題を介入する。

賢いリーダーは、水の動きを
見つめることによって、行動
においてはタイミングがすべ
てであることを学ぶ。

水のように圧力に対して柔軟
である」

「水のようであれ」と古くから
言われるが、その水が現在のよ
うに地球のように汚れたり、

淀んでしまっては、本来の水で
あり続けることはできません。
人の心も、また同じです。

“水はつかめません。水はすくう
ものです。

心もつかめません。
心は汲み取るものです“

「くすり」

2023年01月19日 11時57分52秒 | owarai
「この薬を飲んでください。
病気にはあまり効かないん
ですが、病院の経営には
とても効くんです。
・・・・冗談ですよ」
  ※
「薬はのみ忘れるようになれ
ば、もう治ったもおなじことです」
    ※
「病気に効く薬はあります。
身体に効く薬はありません」
    ※
「ハッキリいって、薬で身体に
いいものはありません。
痛み止めの薬はどくに毒です」
    ※
「西洋医学の薬で身体によい
ものは一つもありません。
副作用のない薬はないんですから」
    ※
「薬っていァ、なんといっても
毒掃丸(どくそうがん)です。
のんでごらんよ、クスリって
いう実感があるよ、
下痢しなきゃダメだけど」