日大アメフト部と関西学院大学アメフト部の試合で起きたいわゆる悪質タックル事件について思うことがあります。
1.この問題は本来当事者間で解決するべきであり、報道やSNSは過剰ではないか。
発生から一か月がたち、当事者である日大側の対応のまずさが目立ち、今はサンドバック状態になっていると思います。しかし、よく考えるとこれはあくまでもアメフト部同士の問題であり、この解決にはアメフト部、大学、アメフトの団体が当たればよいわけだし、現に今のところこれらの人々が対応中です。そこに、マスコミとSNSが介在することによって、劇場になってしまいました。さらに、問題の所在が日大アメフト部の指導体制、さらに日大の運営体制にまで及んできましたが、これらもあくまで当事者で何とかする問題です。
2.あなたは自分の会社や地域、学校などで「後ろからタックル」のようなことを実行したことはありませんか。
上司や友人あるいは親から言われて、客観的に見ればやってはいけないことにもかかわらず、行ってしまったことはないでしょうか。実はこれらのことは、私たちの日常で、いろいろな場面で遭遇したり、やってしまったりしていることではないでしょうか。私自身も仕事のことなどで色々「無理筋」を通したことがあります。そのときは、それが当たり前と思いましたが、今思えば別な方法でよかったのにと、後悔することがあります。日大アメフト部の件は、相手がけがをしたのでさらに話題を振りまきましたが、実はいろいろ非難している今の世論を構成している私たち側にも起こっていることです。
3.日大が行っていることを文章にして、過激な修飾語を取り除いて、文脈だけを追えば、それは私たちの日常にあることと何も変わらないことであるということが浮かび上がります。日大は非難され改善を求められており、それは当然のことです。鑑みて私たちの日常に起こったことも同類だと言えます。私たちはそれに気が付き、改善やお詫びをしなければならなかったことが実はたくさんあるという事実が浮かび上がったのではないでしょうか。
1.この問題は本来当事者間で解決するべきであり、報道やSNSは過剰ではないか。
発生から一か月がたち、当事者である日大側の対応のまずさが目立ち、今はサンドバック状態になっていると思います。しかし、よく考えるとこれはあくまでもアメフト部同士の問題であり、この解決にはアメフト部、大学、アメフトの団体が当たればよいわけだし、現に今のところこれらの人々が対応中です。そこに、マスコミとSNSが介在することによって、劇場になってしまいました。さらに、問題の所在が日大アメフト部の指導体制、さらに日大の運営体制にまで及んできましたが、これらもあくまで当事者で何とかする問題です。
2.あなたは自分の会社や地域、学校などで「後ろからタックル」のようなことを実行したことはありませんか。
上司や友人あるいは親から言われて、客観的に見ればやってはいけないことにもかかわらず、行ってしまったことはないでしょうか。実はこれらのことは、私たちの日常で、いろいろな場面で遭遇したり、やってしまったりしていることではないでしょうか。私自身も仕事のことなどで色々「無理筋」を通したことがあります。そのときは、それが当たり前と思いましたが、今思えば別な方法でよかったのにと、後悔することがあります。日大アメフト部の件は、相手がけがをしたのでさらに話題を振りまきましたが、実はいろいろ非難している今の世論を構成している私たち側にも起こっていることです。
3.日大が行っていることを文章にして、過激な修飾語を取り除いて、文脈だけを追えば、それは私たちの日常にあることと何も変わらないことであるということが浮かび上がります。日大は非難され改善を求められており、それは当然のことです。鑑みて私たちの日常に起こったことも同類だと言えます。私たちはそれに気が付き、改善やお詫びをしなければならなかったことが実はたくさんあるという事実が浮かび上がったのではないでしょうか。