【無農薬野菜くるりんふぁ~む】~畑と元野犬たち~

愛知県の知多半島で、農薬・化学肥料・除草剤を使わず、丁寧に育てたお野菜を販売。ひとり農業と元野犬たちの日記。

ボカシ作り2018

2018-11-23 | くるりんふぁ~む について

朝晩めっきり寒くなりましたね。

今日は日中も冷たい風が吹いて冬の寒さでした。

それでも、今年は気温の下がり方が穏やかなので

野菜の生育には良い感じです。

 

そして、今年もボカシ(野菜の生長促進や、土壌微生物を増やすための肥料)作りを始めました。

毎年恒例の、燻炭(くんたん)作りから。

燻炭器のなかに火を入れ、周りにもみ殻を積み

中のもみ殻が焼けてきたらかき混ぜる

これを繰り返すこと5時間

おおかた焼けたら広げて水をかけ、出来るだけ空気を遮断して鎮火します。

もみ殻は鎮火したように見えても、かなりの時間がたっても火種が残っていて危ないので

数日かけて完全に鎮火するまで待ちます。

去年まで使っていたドラム缶が劣化して使えなくなったので

今回は倉庫の屋根だったトタンで覆って冷ましました。(再利用できてよかった!)

多少空気が入りこむので一部灰になりましたが、ほぼ成功。

 

そしてこの燻炭と、堆肥(漢方残さ)、米ぬか、水を混ぜてボカシを作ります。

この時季なら1日で発酵して60℃近くまで発熱します。

ほかほか~

作る量や気温によりますが、いまは1週間ほどで出来上がります。

高温になりすぎないように攪拌したり

温度が下がってしまえば、水やぬかを足して調節したりと

手間がかかりますが、ボカシを作っていると何となく心地良いな~と感じます。

今年から畝に元肥として入れる量を増やしているのと

苗を育てるための培養土にも使うため

ボカシの消費量が去年の倍くらいになっていて

例年のペースで作っていては絶対に足りなくなるので

毎日せっせとつくっています

 

寒くなったのでコウはベッドにいる時間が増えました。

フカフカでお気に入り。

でももっとお気に入りなのが

ソファーに座布団を重ねたダブルふかふかバージョン。

あ~

このフカフカたまらんな~