渋谷Bunkamuraミュージアムで開かれてる《レオナール・フジタ展》に行きました。
行こうかどうしようか迷いましたが、H山さんお薦めだし、テレビ東京の《美の巨人たち》もみて興味が出てきたので
これは行くしかないでしょう。
フジタは1930年前後のエコールドパリ時代に活躍し、その後一時帰国するものの、戦後再びパリに渡り
フランス国籍を得、生涯を閉じる、日本人だけどフランス人。
またその容姿はおかっぱ頭にロイド眼鏡(?)、一目みたら忘れられないです。
わたしは岡本太郎展で太郎の人となりをみたときのような衝撃を受けました。
また手先も器用らしく、裁縫やドールハウスつくりなど自分の美意識を衣や住(食はわからない)に反映してる人のようでした。
フジタ独特の乳白色。きれいで下品なところはひとつもない絵でした。
また今回は、子供がパリの職業に就いている(想像)《小さな職人たち》他が目玉です。
そのころのパリには、煙突掃除をはじめ本当に様々な仕事があったんだなあ。
絵というよりイラスト的な感じがしたけど。
今日は、音声ガイドを借りて見ました。
ガイドを聞くとじっくり見れる気がします。
モジリアニやルソーの絵、土門拳の写真もありました。
モジリアニといえば、映画《モンパルナスの灯》。思い出しました。アヌークエーメ
わたしは偶然を意味のあるようにこじつけるのが好きなんですが、先週の土曜日初めて行った場所が
フジタの日本でのアトリエのあった近くでした(数番地違い)。びっくり。
偶然は楽しいです。
写真は《誕生日》という作品(ポスター)。
テーブルのまわりの子供の動作がばらばらなのはフランスの個人主義を現してる
(?)と音声ガイドが言ってました。