こんばんは。
今日のテーマは「ROUGH」です。
原作あだち充。少年サンデーにて昭和62年から平成元年まで連載された漫画です。
この数年間であだち充作品がドラマ化したり映画化したりするのが多くなっている気がします。
この「ROUGH」も速水もこみち、長澤まさみによる映画かも話題となっています。
この「ROUGH」は競泳自由形の選手大和圭介と飛び込みの選手二ノ宮亜美が織り成す高校生活三年間を描いた青春漫画です。
このあだち充さんの作品はきら。さん宅でいつも読ませてもらっているのですが、今回「ROUGH」が映画化するということを知り、もう読みたくて読みたくて仕方がなくなり気がついたらごっそり買っていました(^ ^;
まぁ、あっと言う間に読破してしまったわけなのですが、以前きら。さんのブログで言っていたあだち充作品の最大の魅力「結末を読者の創造にゆだねる」が今回もまた例外なく生きていました。
しかし、あだち充さんの漫画家としての力には驚きます。
あだち充さんの漫画はどこまでもポップでありキャッチーなのです。
例えば物語が何かシリアスなシーンに差し掛かったとします。
たいていの漫画はそのシリアスな流れに乗り登場人物の表情やセリフがどんどん重く硬くなっていくものです。
しかし、この「ROUGH」を含め、あだち充さんの作品ではそんな場面でも漫画自体に重さや硬さを感じないのです。
これは僕の想像でしかないのですが、作者はあえてそうしてるのだと思います。
つまり、物語の中のどんなシリアスな問題も物語の中で完結していて、読者の投影を許していないのです。
ここに娯楽漫画として徹する作者のゆるぎないスタンスを感じることができます。
漫画にも色々な種類があり、それぞれによって作者のこだわりが違います。
では、あだち充さんが漫画にみれるこだわりとは何なのか?
それは、読んだ後に残る甘酸っぱさを忘れないようにしていることではないかと思います。
近年、大きくかつ重いテーマを取り扱う漫画が増えてきました。
読む側としても、知らず知らず自分を投影しているので読み終わったあとドッと疲れが押し寄せてくることもしばしばです。
そんなこともあり、ポップでキャッチーなあだち充さんの作品がいま注目を集めているのかもしれませんね。
きら。さん>そう円を描く一生です。
「心に花の咲く方へ」向かって強く生きて行きたいですよね。
そういえばきら。さんの子供のころの写真とか見たことないなぁ。
arlecchinoさん>そうですね、どんなにつらいこともどんなに楽しいこともすべて意味があるのだと思います。光の明るさや暖かさ、闇の暗さや冷たさそのどちらもを理解できるそんな人になりたいなと僕は思います。もし、何かつらいことがあったときは「次輝くのは自分だ」と思うのもいいことかもしれませんね。
今日のテーマは「ROUGH」です。
原作あだち充。少年サンデーにて昭和62年から平成元年まで連載された漫画です。
この数年間であだち充作品がドラマ化したり映画化したりするのが多くなっている気がします。
この「ROUGH」も速水もこみち、長澤まさみによる映画かも話題となっています。
この「ROUGH」は競泳自由形の選手大和圭介と飛び込みの選手二ノ宮亜美が織り成す高校生活三年間を描いた青春漫画です。
このあだち充さんの作品はきら。さん宅でいつも読ませてもらっているのですが、今回「ROUGH」が映画化するということを知り、もう読みたくて読みたくて仕方がなくなり気がついたらごっそり買っていました(^ ^;
まぁ、あっと言う間に読破してしまったわけなのですが、以前きら。さんのブログで言っていたあだち充作品の最大の魅力「結末を読者の創造にゆだねる」が今回もまた例外なく生きていました。
しかし、あだち充さんの漫画家としての力には驚きます。
あだち充さんの漫画はどこまでもポップでありキャッチーなのです。
例えば物語が何かシリアスなシーンに差し掛かったとします。
たいていの漫画はそのシリアスな流れに乗り登場人物の表情やセリフがどんどん重く硬くなっていくものです。
しかし、この「ROUGH」を含め、あだち充さんの作品ではそんな場面でも漫画自体に重さや硬さを感じないのです。
これは僕の想像でしかないのですが、作者はあえてそうしてるのだと思います。
つまり、物語の中のどんなシリアスな問題も物語の中で完結していて、読者の投影を許していないのです。
ここに娯楽漫画として徹する作者のゆるぎないスタンスを感じることができます。
漫画にも色々な種類があり、それぞれによって作者のこだわりが違います。
では、あだち充さんが漫画にみれるこだわりとは何なのか?
それは、読んだ後に残る甘酸っぱさを忘れないようにしていることではないかと思います。
近年、大きくかつ重いテーマを取り扱う漫画が増えてきました。
読む側としても、知らず知らず自分を投影しているので読み終わったあとドッと疲れが押し寄せてくることもしばしばです。
そんなこともあり、ポップでキャッチーなあだち充さんの作品がいま注目を集めているのかもしれませんね。
きら。さん>そう円を描く一生です。
「心に花の咲く方へ」向かって強く生きて行きたいですよね。
そういえばきら。さんの子供のころの写真とか見たことないなぁ。
arlecchinoさん>そうですね、どんなにつらいこともどんなに楽しいこともすべて意味があるのだと思います。光の明るさや暖かさ、闇の暗さや冷たさそのどちらもを理解できるそんな人になりたいなと僕は思います。もし、何かつらいことがあったときは「次輝くのは自分だ」と思うのもいいことかもしれませんね。