こんばんは、ジニーです。
今回は本当に久しぶりの『ジニレビュ』です!!
前回の『ジニレビュ』から気が付けば半年以上間が空いてしまいました・・・。
忘れた頃にやってきてみたのであります。
今回は、映画『LIFE 天国で君に逢えたら』についてレビュってみようと思います。
愛する人との永遠の別れが迫っている。
そんな時、愛する人を思うと涙が止まらない・・・。
でもそれはきっと、天国は笑顔で過ごす場所で涙なんか必要なくて、生きているうちに全部流してしまおうとするからなんだ。
この映画は事実を元に作られました。
プロウィンドサーファーとして活躍し、愛する家族に囲まれ幸せに過ごしていた飯島夏樹さんに突如訪れたガンという名の黒い影。
そんなガンと向かい合い、最後の最後まで自分らしくあり続けた飯島さんとその家族の軌跡を映画化したものです。
結果から言ってしまうと、夏樹さんはガンによって命を落とします。
しかし、不思議とそこには寂しさではなくさわやかさを感じたのです。
もしも自分の命があと3ヶ月とされた時、僕たちは何を思うでしょう。
なぜ、どうして自分が?と苦悩するかもしれません。
事実を受け入れられず生きる気力をなくしてしまうかもしれません。
もしかしたら絶望してすぐに命を絶ってしまうかもしれません・・・。
だけど夏樹さんは自分が侵された病魔を受け止め、その上でこんな風に病気に侵された自分だから何かができるのではないかと考え執筆活動を通して多くの人に勇気を与えていったのです。
もちろん、すぐに夏樹さんがそういう考えに至ったのではありませんでした。
パニック障害を起こし、うつになってしまった時期もありました。
では、なにが夏樹さんを再び立ち上がらせたのか?
それは、家族の存在でした。
特に、妻の寛子さんの存在は大きかったように思います。
夏樹さんがまだ世界大会で勝てずにお金も無く苦しい生活を送っている頃からいつもそばに寄り添い、夏樹さんを支えてきた寛子さん。
ガンにより夏樹さんの余命が3ヶ月と診断されたあとも、前向きに笑顔を忘れることなく夏樹さんと接して行くのです。
そんな寛子さんの笑顔が夏樹さんを、そして家族を前向きにさせていったのです。
心から強い女性だと感じました。
物語の最後に夏樹さんから寛子さんへの感謝の言葉があります。
あえてここではその内容に詳しく触れませんが、その言葉は寛子さんへの感謝で溢れていたのです。
僕はもう、涙を止めることはできませんでした。
なんて素敵な最期なんだろうと思ったのです。
自分の死と向かい合いながらも人のために家族のために何ができるのかを考える想い。
愛する人が納得のいく最期を迎えるために何ができるかと考える想い。
夏樹さんも寛子さんも形こそ違えど常に自分は何ができるんだろうと考えていました。
僕はここに『愛』を感じるのです。
相手から自分へ何かを望むのではなく、自分から相手に何かを与えていく。
この精神をきっと『愛』と呼ぶのだと思います。
そこにあるのは「ただ純粋に相手を想う気持ちの大切さと、そこに生まれる絆の強さ」でした。
『愛』とは何か?
『生きる』とは何か?
簡単なようで実に複雑なその問いのひとつの答えがこの映画にはあったように思います。
こんなに感動した映画は久しぶりでした!!
今回は本当に久しぶりの『ジニレビュ』です!!
前回の『ジニレビュ』から気が付けば半年以上間が空いてしまいました・・・。
忘れた頃にやってきてみたのであります。
今回は、映画『LIFE 天国で君に逢えたら』についてレビュってみようと思います。
愛する人との永遠の別れが迫っている。
そんな時、愛する人を思うと涙が止まらない・・・。
でもそれはきっと、天国は笑顔で過ごす場所で涙なんか必要なくて、生きているうちに全部流してしまおうとするからなんだ。
この映画は事実を元に作られました。
プロウィンドサーファーとして活躍し、愛する家族に囲まれ幸せに過ごしていた飯島夏樹さんに突如訪れたガンという名の黒い影。
そんなガンと向かい合い、最後の最後まで自分らしくあり続けた飯島さんとその家族の軌跡を映画化したものです。
結果から言ってしまうと、夏樹さんはガンによって命を落とします。
しかし、不思議とそこには寂しさではなくさわやかさを感じたのです。
もしも自分の命があと3ヶ月とされた時、僕たちは何を思うでしょう。
なぜ、どうして自分が?と苦悩するかもしれません。
事実を受け入れられず生きる気力をなくしてしまうかもしれません。
もしかしたら絶望してすぐに命を絶ってしまうかもしれません・・・。
だけど夏樹さんは自分が侵された病魔を受け止め、その上でこんな風に病気に侵された自分だから何かができるのではないかと考え執筆活動を通して多くの人に勇気を与えていったのです。
もちろん、すぐに夏樹さんがそういう考えに至ったのではありませんでした。
パニック障害を起こし、うつになってしまった時期もありました。
では、なにが夏樹さんを再び立ち上がらせたのか?
それは、家族の存在でした。
特に、妻の寛子さんの存在は大きかったように思います。
夏樹さんがまだ世界大会で勝てずにお金も無く苦しい生活を送っている頃からいつもそばに寄り添い、夏樹さんを支えてきた寛子さん。
ガンにより夏樹さんの余命が3ヶ月と診断されたあとも、前向きに笑顔を忘れることなく夏樹さんと接して行くのです。
そんな寛子さんの笑顔が夏樹さんを、そして家族を前向きにさせていったのです。
心から強い女性だと感じました。
物語の最後に夏樹さんから寛子さんへの感謝の言葉があります。
あえてここではその内容に詳しく触れませんが、その言葉は寛子さんへの感謝で溢れていたのです。
僕はもう、涙を止めることはできませんでした。
なんて素敵な最期なんだろうと思ったのです。
自分の死と向かい合いながらも人のために家族のために何ができるのかを考える想い。
愛する人が納得のいく最期を迎えるために何ができるかと考える想い。
夏樹さんも寛子さんも形こそ違えど常に自分は何ができるんだろうと考えていました。
僕はここに『愛』を感じるのです。
相手から自分へ何かを望むのではなく、自分から相手に何かを与えていく。
この精神をきっと『愛』と呼ぶのだと思います。
そこにあるのは「ただ純粋に相手を想う気持ちの大切さと、そこに生まれる絆の強さ」でした。
『愛』とは何か?
『生きる』とは何か?
簡単なようで実に複雑なその問いのひとつの答えがこの映画にはあったように思います。
こんなに感動した映画は久しぶりでした!!