ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

知念実希人 「屋上のテロリスト」 読了

2022年10月30日 13時30分00秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。


ちょっと間が空いてしまいましたが、10月最後の読書感想です。
今回は知念 実希人さんの「屋上のテロリスト」を読みました。

知念実希人さんと言えば、「仮面病棟」が映画化されたときに知りましたが
実際に作品を読むのは初めてでした。
ちなみに、知念実希人さんの作品としてこの本を見つけたのではなく、
カバーに目を引かれて、それが知念実希人さんの作品だったというパターンです。
いわゆるジャケ買いですね。

本作は今の日本のパラレルワールドのような世界が舞台となっています。
第二次世界大戦での敗戦が遅れ、三つ目の核爆弾が落とされてしまい
ようやく降伏した日本が舞台となっています。

その日本はかつてのドイツのように東と西に分断され、
社会主義を掲げる東。
資本主義を掲げる西。
長年東西日本の間では軋轢が消えずにある状態です。

そんな状態の日本の西側のとある高校の屋上で、今まさに身を投げようとしている
ひとりの男子生徒がいます。
彼の名前は彰人。
「死」に魅了され、それを掴もうとしたその瞬間、様子を見ていた女子高生 沙希に
止められ、なぜかバイトをしてみないかと誘われます。
そう、国を巻き込むテロリストのバイトを。

バイトはしょっぱなから現金輸送車の襲撃からはじまり、とんでもない兵器の購入、
バイオテロなどとても高校生の起こす規模とは思えないものが続き、ビックリです!

何処か現代の世界情勢を反映しているかのような舞台設計の中
女子高生が企てるテロが徐々に徐々に国全体を巻き込んでいく様は
「そんなめちゃくちゃな!」なんて思ってしまいますが、
裏の裏の裏をかいていく計画は、あっち行ったりこっち行ったりの
ジェットコースター的なエンターテイメント性があり、いつしか次を読みたい
気持ちが押し寄せてきます。


あの時のあの人はそういう役割だったのか!とか
内通者はこの人だったのか!とか
あの時の行動はこういう裏工作があったのか!とか
一筋縄に行かない真実が次から次に出てきて、読書があまり得意では
ないという方にも楽しんで読んでもらえる作品じゃないかなと思います。

どんでん返しとは違いますが、主人公以外の登場人物に
とあるおじいさんとその孫が出てくるのですが、
この二人がとてもいい関係で、本作の中で一番好きな二人でした。
この二人の「粋」も感じてほしい!


いわゆるSFファンタジーというジャンルになるのかと思いますが、
正直僕自身はSF作品はそこまで得意じゃなかったんですよね。
でも、市川憂人さんの「ジェリーフィッシュは凍らない」とか
東野圭吾さんの「パラドックス13」とかでSF作品の面白さにようやく
気付けたような気がします。

ジャケ買いで買ったと冒頭に言いましたが、カバーの絵から
僕は勝手に学園ものの小説だと思っていましたが、
まさかこんなに規模大きな話だとは思いませんでした。
これも小説の面白さですね、これからも好き嫌いをせず
いろんな作品に触れていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメントありがとうございます

2022年10月29日 16時29分40秒 | 読書
kuzumisakuyaさん

コメントありがとうございます。
使ったお芋が想定以上に大きくてだいぶお芋ゴロゴロの
鬼まんじゅうとなってしまいました。
でもお芋いっぱいの鬼万うううも武骨な感じで美味しかったです!

またお立ち寄りください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も鬼まんじゅう

2022年10月24日 12時36分00秒 | 食べもの関係
こんにちは、ジニーです。

今年も我が家の畑ではさつま芋を育てていました。
少し前に収穫も終わりましたが、時を同じくして
子供たちが学校から学校の畑で取れたさつま芋を
大量に持って帰ってきました。

急激なさつま芋を密度の増加に、昨日対応策を打ちました。

そう、恒例の鬼まんじゅうです!


今年も美味しくできました。
個人的には焼き芋よりも鬼まんじゅうの方が好きですね。

手間はかかるけど簡単に作れるので重宝します。


これを作りたいがためにさつま芋を育ててるのかもw


美味しかったです。






コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ため息しか出ない

2022年10月14日 21時06分00秒 | スポーツ
昨日に続きプロ野球。

阪神タイガース優位で来ましたが、
7回の裏に逆転されました。
全部エラー絡みです。

勝ってた試合を全部自分たちのミスで台無しにしてる。

エラーするチームは勝てないですよ。

これが現実ですね。


来年はもっと強いチームになって欲しいです。



しかし、ヤクルト強いわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤクルトスワローズ強いわ

2022年10月13日 22時37分00秒 | スポーツ
ヤクルトスワローズ、強い。
勝てる気がしませんね。

要所で打つべき人が打つ、効率の良い得点。
投手も苦労しながらちゃんと抑える。

タイガースはヤクルトよりヒットを打ってるのに
得点に繋がってない。

この違いがシンプルに強さの違いなんでしょうね。

パ・リーグは、オリックスも2連勝。
やはりリーグ制覇というのは伊達ではないですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家が揺れる

2022年10月13日 09時34分33秒 | Weblog
おはようございます、ジニーです。


今週、ずっと家でテレワークをしておりますが、
改めて家での仕事は苦手だなと感じる今日このごろ。
会社に通勤するというのは、気持ちの切り替えなどもあって
スイッチの切り替えの時間となっているようです。

さて、そんなテレワークの中ですが、
今日はやたらと家が揺れます。
時折あるのですが、近くの工場での作業が影響しているようで、
今週は今日が一番ひどい。
細かな揺れが一定間隔で朝からずっと続いています。

なんだか揺れが気になっちゃって、うまく集中できないですね。
それでも時間は過ぎていきます、消えていきます。
やるべきことをしっかりとやっていきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有川浩 「三匹のおっさん」 読書感想

2022年10月10日 10時53分21秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。

今回読んだのは有川浩さんの「三匹のおっさん」です。
有川さんと言えば「阪急電車」や「図書館戦争」など、エンタメ要素の強い
面白い小説を書く作家さんというイメージが僕にはありまして、
今回の「三匹のおっさん」というタイトルからも何やら面白そうな
雰囲気が漂ってきますね。

主人公は還暦を迎えた3人のおじい・・・もといおじさん。
還暦くらいでジジイ扱いされるのは我慢ならんと、幼少期からの悪ガキ
3人組だったこの3人が町内の自警団を結成して、身近な悪を打つ!
というお話です。

登場する3匹のおっさんはというと、それぞれにまた個性の強いメンツ。

キヨこと清田清一は、剣道の達人。
ゼネコン会社を定年で退社し、その後嘱託社員として系列会社のゲームセンターで
経理などの管理を担当することになったおっさん。
いわゆる絵に描いたような曲がったことが大嫌いな口下手で不器用な性格。

シゲこと立花重雄は柔道の達人。
三匹のおっさんのたまり場ともなっている居酒屋「酔いどれ鯨」の元店主。
いまは息子夫婦に店の切り盛りを任せているなか、その手伝いをしているおっさん。
こちらは絵に描いたような熱血漢。いつもジャージで過ごす豪快な性格。

ノリこと有村則夫は機械の達人。
この3匹の中では、参謀役に位置する存在で、自営の電気屋を切り盛りしています。
高齢出産で妻を亡くしており、忘れ形見でもある一人娘と過ごしています。
いつもコートを着てるのは勝手に改造したスタンガンなどを持ち歩いているため
キレると手に負えないなど、ある意味いちばんヤバい性格。


物語は連作短編という形式をとり、第1話では3匹が自警団を結成するところから始まり、
以降、町内で起こるいろんな事件を老獪な頭と老練な手腕で解決していきます。

これがもう、面白くて爽快なんですよね。
最近の60歳の方は、健康な方が多いですが、この3匹もご多分に漏れず
まぁ、元気元気。

話だけ聞いていると、なんだか時代劇の現代版のように感じてしまうところもありますが、
ちゃんと今の時代の読み物としてフィットできるようなエッセンスが入っています。
その最たるものがキヨの孫の祐希とノリの愛娘・早苗の存在。
ふたりがおっさんに絡むことで、古臭さが一気に緩和され、ますますおっさんが活躍する
という本作のエンターテイメント性を高めていると思います。
なので、若い方が手にとっても凄く読みやすいと思いますし、
むしろ若い方にこそ読んでみてほしい作品でもあります。

こういうおっさんが主人公になる作品って、それ独特の良さがあって、
一つ一つの物語に情緒というか、すっと胸に染みる読後感があるんですよね。
時にはそれが3匹のおっさんからの説教に感じられ、
時にはそれが3匹のおっさんの哀愁にも感じられ、
そして時には3匹のおっさんの味にも感じられます。
いずれにしても、この3匹のおっさんを通して伝わるメッセージは、
ただ単純な言葉として受け止める以上にグッとくるんですよね。


個人的に良かったのは、第3話。
シゲとシゲの奥さんが主人公なのですが、終わり方がとてもいい。
解説を書いている中江有里さんもこのお話が気に入っているようで、
こういう話はおっさんが主人公出ないとなかなか説得力のあるものには
ならないのだろうなと感じます。

もちろん、そのほかの話もとても楽しく読めるものばかりです。
本作には「三匹のおっさん ふたたび」という続編があり、
そちらもすでに購入済み。
こちらも楽しみながら読ませてもらおうと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに出た、村上くんの56号

2022年10月03日 21時06分00秒 | スポーツ
こんばんは、ジニーです。



また一つ歴史的な記録が生まれました。
プロ野球、セ・リーグ最終戦。
ヤクルトスワローズの4番村上宗隆くんが、日本人として
初めて王貞治さんが記録したシーズンのホームラン記録、
55号を超える56号を放ちました。

55号の記録に並んでから、スランプになり、
ヒットさえなかなか出ない状況の中で、
最後の最後、最終戦で決めました。

また、同時に打率首位、ホームラン数首位、
打点首位を同時に獲得する三冠王も達成!
令和初どころか、平成でも1人しか達成してない
とんでもない記録も打ち立てたわけです。


正直、三冠王なんてもうゲームでしかできないと思ってたw


とんでもない選手です。
まさに村「神」くんだ!

今年は佐々木朗希くんの完全試合もあったし、
なんか異例のシーズンになりましたね。


プロ野球ファンとして、アンタッチャブルな
記録に挑み、超えてくれたことに感謝を述べたいです。


ありがとう!
来年は61号叶えよう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミレスでお仕事

2022年10月02日 15時20分00秒 | Weblog
こんにちは、ジニーです。


先ほどまでファミレスでお仕事してました。
来週に控える大きな会議のための書類作りです。

娘の英検の試験のため、一緒に名古屋に出てきて、
試験中にお仕事をした感じです。

本格的に書類づくりまではできませんでしたが、
数字の確認と振り返りはできたので、
あとは書類の方針を固めて、ザザーっと作成するだけです。

明日中には完成させたいので、頭の中も
うまくまとめないといけませんね。


今は試験を終えた娘と二人で電車に揺られています。
娘も疲れたようです。
頑張りましたね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする