こんばんは、ジニーです。
もう9月も終わりを迎えようとしています。
今月は何はなくとも、Chageのライブに捧げたひと月でした。
さかのぼること約1ヶ月前の9月1日。
名古屋はZepp nagoyaで、Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆が公演されました。
Chageのライブに参加するのは、Chage Hall Tour 2017~Have a Dream!~
以来約1年半ぶり。
今回は、ソロデビュー20周年記念ということもあって、なにやら異様な熱気を
感じつつ当日を迎えたのでした。
ライブのセットリストは、以下の通り。
SEトウキョウタワーイントロ〜
1.GIVE&TAKE
2.CRIMSON
3.天使がくれたハンマー
4.アイシテル
5.まわせ大きな地球儀
6.TOKYO MOON
7.月が言い訳をしてる
8.waltz
9.Viva! Happy Birthday
10.もうひとつのLOVE SONG
11.ふたりの愛ランド
12.東京doll
13.赤いベッド
14.equal
15.たった一度の人生ならば
16.終章(音道Ver.)
アンコール
17.[7]
18.Windy Road
19.トウキョータワー
今回もチャゲアス友達のきら。さんと参戦しました。
開場の3時間前に集合し、会場近くのコンビニで赤い折り紙を折り折り。
それぞれ10機ずつくらい紙飛行機を作成しました。
事前に紙飛行機は赤色でということだったので、あの曲が来ることは予測できましたが
むしろ、周年が冠についたライブでこれをやらないのは反則でしょ?
前回のライブではこの曲はなかったので、行く前からワクワクでした。
会場についてからは早速物販でタオルをゲット。
今回のライブタオルはデザインもかっこよくて、肌触りも素敵で最高!
よく見ると、今回のライブのロゴはまるきり「トウキョータワー」じゃないですか。
つまり、あの曲もあるってことよね。
そんなことを心でつぶやきながら、徐々に公演に向けてのテンションを上げていきました!
開演前は大概きら。さんと「今日のセットリスト」について話をしています。
基本的に、事前のネタバレはしないで臨む二人ですので、あれが来る、これが来ると
盛り上がるわけです。
僕はと言えば、『「GIVE&TAKE」を聴きたい、事前の予想セットリストにも入れてるぜ!』
なんて息巻いて語っていおりました。
ほんと、君は何も知らないままを地で行くわけですw
そうこうしているうちに開演。
オープニングのSEが徐々にトウキョータワーのイントロに変わっていきます!
とりあえず、この時点できら。さんに「トウキョータワーや、そう来たか!」
なんて、たぶん少女漫画ばりのキラキラおめめで興奮しながら話しかけていたかと思います。
はい、思いっきりひっかかっております。
もうChageの掌の上ですw
トウキョータワーだと思ってたら、
『夜明~け~の~~~ ホームに佇んで~』
なんて歌いだすもんですから、もう頭をガツンと叩かれた気分ですよ!
いきなり来ちゃいました、聴きたがっていた「GIVE&TAKE」!!!
この辺は、興奮のあまり記憶があいまいになっているのですが、きら。さんの太もものあたりを
複数回にわたりバシバシと叩いていたと思います。
しょっぱなからこんなもんだから、盛り上がらないわけがない!
続いて「CRIMSON」。
『Feeling Place』に参戦していない僕からしてみれば、そこに込められた想いは直後のMCを
聴くまで、全く知る由もないのですが、こんなしょっぱなにライブタイトル曲をブッこんでくるもんだから
テンションはすでにクライマックスです!!
とにかくソロバージョンの「CRIMSON」はカッコいい!
抑え気味に歌う前半と、打って変わってサビで爆発する感じが、タマラン!!
その後も、
「天使がくれたハンマー」
「アイシテル」
「まわせ大きな地球儀」
と盛り上がること間違いなしの曲がまさにベストな選曲で組み込まれ、ハイテンションは継続。
「アイシテル」はこのダダダVer.が一番好きだな。
なんだか、Chageらしい「アイシテル」になってると思う。
続く月をテーマにしたコーナーで、第二のクライマックスが来ました
「月が言い訳をしている」
・・・これを、ついに生で聴く日が来るとは・・・(泣)
MALTI MAXとは印象の違う、浮遊感漂うアレンジで、さっきまでの興奮をとてもやさしく
治めてもらった感じです。
ちなみに、このコーナーの時に一瞬「セーラームーン」の曲をやりかけました。
力姐さんのアドリブ力に笑わせてもらいましたw
次のハイライトは「Viva! Happy Birthday」。
当日、偶然にも誕生日だったChappyの方が一人いらっしゃって、その方の名前を
曲中に何度も呼ぶという嬉しいサプライズ。
お客さんもみんなでお祝い気分になり、たぶんその方にとっては忘れられない瞬間に
なったんじゃないかなと思います。
他会場でも同じことはあったみたいですが、たった一人だった分、本当にその時間を
ひとり占めしてる感じでした。
これを見越してこの曲作ったのかな?
ファン想いというか、ライブでみんな幸せになろうというChageのプライドを
垣間見た曲です。CDで聴くよりも何億倍も良かった!
しかし、その後、僕は三途の川を垣間見るほどの衝撃を受けます。
後半戦に入り怒涛の攻めを見せるChageが選んだのは、
「東京doll」
「赤いベッド」
嗚呼、神様ありがとう。
こんなマニアックな曲を、ここでまたやってくれるなんて、涙とヨダレが止まりません。
いずれもチャゲアスの「ENERGY」に収録されている、この時期のChageを象徴するような
マイナーロックチューン。
西川さんとの共演で、より煽情的な感じになっている気がする。
体が勝手に反応するって、こういうことなんですね。
「疲れ?なにそれ、おいしいの?」状態w
本編最後に選ばれたのは、
「たった一度の人生ならば」
「終章(音道Ver.)」
の2曲。
これは間違いないね。
ぐっと胸に迫ってくる2曲が、このライブの充実感をとても爽やかな風と共に
包み込んでくれます。
アンコール。
僕らの手拍子に招かれて戻ってきたChageはなんとキャップ姿!!
参加できなかった一つ前のライブ「遠景」でもこのスタイルだったらしいですが、
なんか、あの日のChageが戻ってきた!!って感じ。
こういうChageも見たかったんだよ!!
「泳ぎたいだろう?」
という煽りに乗せられ「[7]」で始まるアンコール。
みんなでクロール、「ウェイイェイイェイ七つの海をぉぉぉぉ!!」
楽しい、楽しすぎる!!
そのまま「Windy Road」で入り乱れる紙飛行機。
真っ赤に染まるステージで感無量のChage。
そんなChageが20年間、のどにトゲが刺さったままの状態になっていたことを解消したいと、
お客さんとみんなで歌う「トウキョータワー」を最後に歌いました。
このトゲというのは、ソロデビューしたその年のライブツアーで、すべての公演曲を終えた後に
客席全体が「トウキョータワー」の大合唱が始まった際に、一緒にその空間を共有することが
できなかったことを指していたのです。
その長年の想いをようやく実現できたとき、Chageがステージで涙ぐんでいたのは
気のせいじゃなかったお思う。
割と前のほうで見てたから、気のせいじゃないと思う。
しかし、今回のライブほど最初から最後まで全力で楽しんだのは久しぶりだったかも。
始まる前の興奮から、終わった後の興奮まで、すべてChageに演出された
「Happy」という空間を余すことなく、全身全霊でみんなが受け止めれたと思う。
こんなにもステージと客席が一体となるライブがあるだろうか?
本当に、みんなが全力で楽しみ、出し切るっていう意味では、今回のライブは極めて
完璧なライブだったと思います。
これからもますます応援したくなった。
ホント、この人好きになってよかったよ!
ありがとうChgae!
ちなみに、一番最初のMCでチャゲアスについてコメントをしてくれました。
すでにASKAが会報でチャゲアスの復活は当面ない(40周年も再結成はない)というコメントを
会報を通じてしている中での、Chageからのコメントでした。
多く語ったわけではないけど、
「僕は僕でチャゲアスを大切に思っていて、彼は彼なりにチャゲアスを大切にしている、
それは間違いのないことです」
というようなこと。
答えにならないような答えだけど、とてもスッキリした。
いいんです、二人の波長が合ったときに道を重ねてくれればいいんです。
その時を僕らは待っていますし、きっとその日は来ると信じている。
いまは違うところから、違う視点でチャゲアスを大切に思っているだけ。
大切なことは二人とも一緒。
それが二人のコメントからわかっただけでも、「TUG」は歩いて行けるわけです。
次は11月にASKAのシンフォニックコンサート。
ふたりの音楽を体中で楽しめる今という瞬間を、これでもかってくらい大切にしていきます。
なんか、いちファンとしても心を強くしたライブでした。