ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

お熱

2018年09月30日 11時31分41秒 | Weblog
こんにちは、ジニーです。



子供たちが立て続けに熱を出しています。


まず息子が熱を出し、いま娘が熱を出しています。

だいぶ高いです。



病院やっていないし、台風来ているし・・・。

とりあえず様子を見ながらです。



早く良くなってほしい。
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運動会

2018年09月28日 22時52分33秒 | Weblog
だったんですけどねぇ、明日。


雨のため、延期になりました。

日曜日ではなく、火曜日です。

日曜日は台風で早々にダメになりました。


さすがに火曜日は、仕事だしなぁ。

休めるかな~。



今年の雨は、本当に困ったもんです。






あ、ジニーでした。
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【ダイジェストPV】ワルキューレ/LIVE 2018 “ワルキューレは裏切らない” at 横浜アリーナ

2018年09月25日 23時19分55秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。


いよいよ来ます、ワルキューレ3rdライブのDVD/Blu-ray。
10月24日に発売です!!

2ndのライブも良かったけど、
今回のも良かった(行ってないけど)!
もう、会場の雰囲気も熱くて最高だった(行ってないけれども)!!

行ってなくても、行った気になれると思う。
ワルキューレは難しいコーラスワークやハモリを踊りながらやってのけます。

みんな声優さんなんですよ?
そこまでしなくても、と思いますが、
ちがいます。
それをやりきるからこそワルキューレなんです。


表現者としてのプロ根性を堪能できる一枚。
是非、皆様も観てみてください!!

【ダイジェストPV】ワルキューレ/LIVE 2018 “ワルキューレは裏切らない” at 横浜アリーナ
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Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆ 名古屋公演レポ

2018年09月24日 20時22分27秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。


もう9月も終わりを迎えようとしています。

今月は何はなくとも、Chageのライブに捧げたひと月でした。
さかのぼること約1ヶ月前の9月1日。
名古屋はZepp nagoyaで、Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆が公演されました。

Chageのライブに参加するのは、Chage Hall Tour 2017~Have a Dream!~
以来約1年半ぶり。
今回は、ソロデビュー20周年記念ということもあって、なにやら異様な熱気を
感じつつ当日を迎えたのでした。

ライブのセットリストは、以下の通り。


SEトウキョウタワーイントロ〜
1.GIVE&TAKE
2.CRIMSON
3.天使がくれたハンマー
4.アイシテル
5.まわせ大きな地球儀
6.TOKYO MOON
7.月が言い訳をしてる
8.waltz
9.Viva! Happy Birthday
10.もうひとつのLOVE SONG
11.ふたりの愛ランド
12.東京doll
13.赤いベッド
14.equal
15.たった一度の人生ならば
16.終章(音道Ver.)
アンコール
17.[7]
18.Windy Road
19.トウキョータワー



今回もチャゲアス友達のきら。さんと参戦しました。

開場の3時間前に集合し、会場近くのコンビニで赤い折り紙を折り折り。
それぞれ10機ずつくらい紙飛行機を作成しました。
事前に紙飛行機は赤色でということだったので、あの曲が来ることは予測できましたが
むしろ、周年が冠についたライブでこれをやらないのは反則でしょ?
前回のライブではこの曲はなかったので、行く前からワクワクでした。


会場についてからは早速物販でタオルをゲット。
今回のライブタオルはデザインもかっこよくて、肌触りも素敵で最高!



よく見ると、今回のライブのロゴはまるきり「トウキョータワー」じゃないですか。
つまり、あの曲もあるってことよね。
そんなことを心でつぶやきながら、徐々に公演に向けてのテンションを上げていきました!


開演前は大概きら。さんと「今日のセットリスト」について話をしています。
基本的に、事前のネタバレはしないで臨む二人ですので、あれが来る、これが来ると
盛り上がるわけです。
僕はと言えば、『「GIVE&TAKE」を聴きたい、事前の予想セットリストにも入れてるぜ!』
なんて息巻いて語っていおりました。
ほんと、君は何も知らないままを地で行くわけですw

そうこうしているうちに開演。
オープニングのSEが徐々にトウキョータワーのイントロに変わっていきます!
とりあえず、この時点できら。さんに「トウキョータワーや、そう来たか!」
なんて、たぶん少女漫画ばりのキラキラおめめで興奮しながら話しかけていたかと思います。
はい、思いっきりひっかかっております。
もうChageの掌の上ですw
トウキョータワーだと思ってたら、
『夜明~け~の~~~ ホームに佇んで~』
なんて歌いだすもんですから、もう頭をガツンと叩かれた気分ですよ!
いきなり来ちゃいました、聴きたがっていた「GIVE&TAKE」!!!
この辺は、興奮のあまり記憶があいまいになっているのですが、きら。さんの太もものあたりを
複数回にわたりバシバシと叩いていたと思います。

しょっぱなからこんなもんだから、盛り上がらないわけがない!
続いて「CRIMSON」。
『Feeling Place』に参戦していない僕からしてみれば、そこに込められた想いは直後のMCを
聴くまで、全く知る由もないのですが、こんなしょっぱなにライブタイトル曲をブッこんでくるもんだから
テンションはすでにクライマックスです!!
とにかくソロバージョンの「CRIMSON」はカッコいい!
抑え気味に歌う前半と、打って変わってサビで爆発する感じが、タマラン!!

その後も、
「天使がくれたハンマー」
「アイシテル」
「まわせ大きな地球儀」
と盛り上がること間違いなしの曲がまさにベストな選曲で組み込まれ、ハイテンションは継続。
「アイシテル」はこのダダダVer.が一番好きだな。
なんだか、Chageらしい「アイシテル」になってると思う。

続く月をテーマにしたコーナーで、第二のクライマックスが来ました
「月が言い訳をしている」
・・・これを、ついに生で聴く日が来るとは・・・(泣)
MALTI MAXとは印象の違う、浮遊感漂うアレンジで、さっきまでの興奮をとてもやさしく
治めてもらった感じです。
ちなみに、このコーナーの時に一瞬「セーラームーン」の曲をやりかけました。
力姐さんのアドリブ力に笑わせてもらいましたw


次のハイライトは「Viva! Happy Birthday」。
当日、偶然にも誕生日だったChappyの方が一人いらっしゃって、その方の名前を
曲中に何度も呼ぶという嬉しいサプライズ。
お客さんもみんなでお祝い気分になり、たぶんその方にとっては忘れられない瞬間に
なったんじゃないかなと思います。
他会場でも同じことはあったみたいですが、たった一人だった分、本当にその時間を
ひとり占めしてる感じでした。
これを見越してこの曲作ったのかな?
ファン想いというか、ライブでみんな幸せになろうというChageのプライドを
垣間見た曲です。CDで聴くよりも何億倍も良かった!


しかし、その後、僕は三途の川を垣間見るほどの衝撃を受けます。
後半戦に入り怒涛の攻めを見せるChageが選んだのは、
「東京doll」
「赤いベッド」



嗚呼、神様ありがとう。
こんなマニアックな曲を、ここでまたやってくれるなんて、涙とヨダレが止まりません。

いずれもチャゲアスの「ENERGY」に収録されている、この時期のChageを象徴するような
マイナーロックチューン。
西川さんとの共演で、より煽情的な感じになっている気がする。
体が勝手に反応するって、こういうことなんですね。
「疲れ?なにそれ、おいしいの?」状態w


本編最後に選ばれたのは、
「たった一度の人生ならば」
「終章(音道Ver.)」
の2曲。


これは間違いないね。
ぐっと胸に迫ってくる2曲が、このライブの充実感をとても爽やかな風と共に
包み込んでくれます。


アンコール。
僕らの手拍子に招かれて戻ってきたChageはなんとキャップ姿!!
参加できなかった一つ前のライブ「遠景」でもこのスタイルだったらしいですが、
なんか、あの日のChageが戻ってきた!!って感じ。
こういうChageも見たかったんだよ!!

「泳ぎたいだろう?」

という煽りに乗せられ「[7]」で始まるアンコール。
みんなでクロール、「ウェイイェイイェイ七つの海をぉぉぉぉ!!」
楽しい、楽しすぎる!!

そのまま「Windy Road」で入り乱れる紙飛行機。
真っ赤に染まるステージで感無量のChage。

そんなChageが20年間、のどにトゲが刺さったままの状態になっていたことを解消したいと、
お客さんとみんなで歌う「トウキョータワー」を最後に歌いました。

このトゲというのは、ソロデビューしたその年のライブツアーで、すべての公演曲を終えた後に
客席全体が「トウキョータワー」の大合唱が始まった際に、一緒にその空間を共有することが
できなかったことを指していたのです。

その長年の想いをようやく実現できたとき、Chageがステージで涙ぐんでいたのは
気のせいじゃなかったお思う。
割と前のほうで見てたから、気のせいじゃないと思う。



しかし、今回のライブほど最初から最後まで全力で楽しんだのは久しぶりだったかも。
始まる前の興奮から、終わった後の興奮まで、すべてChageに演出された
「Happy」という空間を余すことなく、全身全霊でみんなが受け止めれたと思う。
こんなにもステージと客席が一体となるライブがあるだろうか?
本当に、みんなが全力で楽しみ、出し切るっていう意味では、今回のライブは極めて
完璧なライブだったと思います。


これからもますます応援したくなった。
ホント、この人好きになってよかったよ!
ありがとうChgae!




ちなみに、一番最初のMCでチャゲアスについてコメントをしてくれました。
すでにASKAが会報でチャゲアスの復活は当面ない(40周年も再結成はない)というコメントを
会報を通じてしている中での、Chageからのコメントでした。
多く語ったわけではないけど、
「僕は僕でチャゲアスを大切に思っていて、彼は彼なりにチャゲアスを大切にしている、
 それは間違いのないことです」
というようなこと。
答えにならないような答えだけど、とてもスッキリした。
いいんです、二人の波長が合ったときに道を重ねてくれればいいんです。
その時を僕らは待っていますし、きっとその日は来ると信じている。
いまは違うところから、違う視点でチャゲアスを大切に思っているだけ。
大切なことは二人とも一緒。
それが二人のコメントからわかっただけでも、「TUG」は歩いて行けるわけです。



次は11月にASKAのシンフォニックコンサート。

ふたりの音楽を体中で楽しめる今という瞬間を、これでもかってくらい大切にしていきます。


なんか、いちファンとしても心を強くしたライブでした。



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村山由佳 『天使の梯子』 読了

2018年09月23日 22時53分41秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。



今年の秋は、読書の秋。
食欲も相変わらずありますが、少し読書にも回そうと思います。


今回読んだのは村山由佳さんの『天使の梯子』。
『天使の卵』の続編にあたる本作、ずっと前に一度読んだことがありましたが
再読しました。

正直言って、全然内容を覚えていなくて、
ほぼ初読了という感じでした。


『天使の卵』は、僕の人生に、読書というものを与えてくれた
非常に思い入れのある作品です。
多分、人生の中で一番読み返した回数も多いと思います。

その10年後に、続編として書かれた本作。
物語の中でも10年が経過しており、且つ主人公も別の人物となっています。







本作を語る上で、ネタバレの要素が含まれてしまうため、
以降は、ネタバレが嫌な方は読まないでください。




















『天使の卵』は一本槍歩太(いっぽんやりあゆた)と五堂春妃(ごどうはるひ)の恋愛の物語です。
じつは、12年ほど前に、僕のブログの中でも紹介しています。
天使の卵~エンジェルス・エッグ~ ジニレビュVol.4


痛みという言葉が目につきますが、まさに本作は痛みと再生の物語。
作中、五堂春妃は亡くなり、愛し合う二人は死別というとてつもない痛みを背負います。
傷心の主人公に囁きかけるかのような真実と、揺るぎない愛の質量は
悲しみの中に淡い光を差し伸べてくれるかのようで、とても印象的でした。


本作『天使の梯子』は、主人公、古幡慎一(ふるはたしんいち)と斎藤夏姫(さいとうなつき)の
恋愛の物語であり、斎藤夏姫は、五堂春妃の実の妹です。

『天使の卵』から10年の愛月を経て、五堂春妃という人物を失くしたことによる
痛みと向き合う一本槍歩太と斎藤夏姫と、そんな夏姫に恋をする慎一の物語です。


両者に共通するのは「愛する者の死」。
本作中で慎一も、母親代わりに自分を育ててきた祖母を亡くします。

10年の歳月を経て、主人公も異なる二つの作品ですが、
色んな所で重なり合う部分があります。
それこそまるで双子のような印象です。


しかしながら、(これは本作の解説にも書いてあったことですが)二つを決定的に
分けるものがあるのです。
それは「生」と「死」。
『天使の卵』は死ぬ行く者が中心となる物語でした。
一方で、『天使の梯子』は生きていく者が中心となる物語です。

恋人、実の姉というとても近い存在を亡くし、痛みを拭えずにいる歩太と夏姫に
10年までの二人のような危うさとひたむきさを持った慎一が混ざり合うことで
「残された者」として、一つの答えを導き出します。


全巻から引き続き、非常に悲しみを帯びた世界観ではありますが
本作を通して、そのタイトルの通り、一筋の光が希望へと導いてくれるような
そんな物語の閉じ方が印象的でした。



以前読んだ時の記憶はほとんど残っていないと、冒頭で書きましたが、
今回改めて読んでみて、どちらかというと僕は『天使の卵』よりも『天使の梯子』が
好きだなという感想を抱きました。
もちろん、『天使の卵』を経ての、『天使の梯子』なので、どちら一方をと
割り切って考えることは難しいのですが、やはり生き続けようと、
悲しみの淵から再生し始めるという前向きさに、素直に心打たれ、本作のほうがより
心にインパクトを残しているのだと感じています。



「死」というものを、僕は厳密にイメージできません。
「死」のその先には、何があるのでしょうか?
知る人はいないと思います。

残されたものは、どんなに悲しくても生きることを辞めることはできません。
では、生きるという行為の中で、直面した「死」とはどう向き合うべきか、
その答えの一つを、本作は上手に導いてくれます。

死生観は、それこそ十人十色。
人の数だけの思想があると感じています。
そういった思想の最大公倍数として本作は、多くの方の胸に「答え」として
残っていくものではないかと感じました。


非常に、良い読後感を与えてくれる作品でした。






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中日に仕事

2018年09月23日 22時32分06秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


2週間連続の3連休。


中日ですが、仕事でした。
午前中だけ、職場に行ってきました。

時間を捻出してよかったなと思えるものでした。


明日も休みなので、なんか余裕があっていいです。



すっかり涼しくなった夜。
秋の夜長といっても大丈夫かな?



今日は、ちょっと夜更かしします。
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コメント、ありがとうございます

2018年09月18日 23時03分55秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


みきさん


いつもコメントありがとうございます。

戸村飯店青春100連発、読みました!!
こんなに遅くなってすみません。

お褒めいただき光栄です。
今回の戸村飯店・・・は、読んだ本がそうだったのか「あとがき」がなかったのです。
なので、いつも以上にあとがきを意識して書いたところはあります。
うまく書けたかな~と思っていましたが、ちょっと自信になりました。
ありがとうございます。

「危なっかしさ」、確かにありますねw
そうじゃないだろと声を出してしまいそうな場面もありましたが
いつぞやの自分に声を書けるみたいで、なんか憎めない恥ずかしさがありました。


それと、新しいオススメの本、ありがとうございます。
樹木希林さんの映画ですよね、タイトルを見て、ピンときました。
「日々是好日」、これはエッセーだったんですね。
是非読んでみたいと思います。(ちょっと先になっちゃうかもですけど・・・)


ちなみに僕は本を買う派です。
といってもお小遣いで買っていますので、中古本を買うことが多いです。
ハードカバーよりかは文庫本が好きです。
いっぱいたまってきますが、なんかそれらが自分の一部になったよな気がして
嬉しいです。
できる限り、自分の好きな本はいっぱい手元に置いておきたい感じですね。
でも、時折図書室でいっぱい本を借りるのも憧れです。
「阪急電車」のあのカップルみたいにw



いつもありがとうございます!
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テレビが死んだ

2018年09月17日 19時50分03秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


昨晩、テレビが死にました。

空から滝のような雨が降ってきたのです。


もちろん、室内なので雨は降りません。

なので雨ではありません。



エアコンから、滝のように水がこぼれてきたのです。


一夜明けて、いろいろと調べて分かったのですが、
エアコンのフィルターが原因でした。

開けてみてビックリ、埃まみれ!!



これが換気の妨げとなり、水漏れにつながっていたようです。
ちょっとずつこぼれていた水滴が、パネルにたまって、
それが傾いた時に、ザバザバーって。


テレビはエアコンのすぐ下にありました。

エアコンの突如の行水のさまを、ただただ見ているしかありませんでした。


人間、思いがけないことに遭遇すると、体は動かなくなるものです。
それを体感しました。


水をたっぷりと浴びたテレビは、骸と化し、
すんごい喪失感です。



いまは寝室に置いてあった一回り小さいのを使っています。





ちなみに、エアコンはフィルターを掃除したらよくなりました。


日頃のメンテナンス、大事ですね
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瀬尾まいこ 『戸村飯店青春100連発』 読了

2018年09月15日 19時43分40秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


だいぶ、朝夕が涼しくなってきましたね。
読書にも最適な気候になってきたように思います。

今回読んだのは、瀬尾まいこさんの「戸村飯店青春100連発」です。
以前、みきさんのコメントでお勧めいただいた本です。
タイトルを見たときから、そのインパクトに気にならずにはいられなかったのですが、
みきさんのお勧めで、読むことを決めました。


タイトルから、僕は最初、戸村飯店を舞台に、性格の正反対な兄弟が
大阪のノリで面白い事件を次々に起こしていく。
とてもナンセンスでシュールなノリの作品なのかなというイメージを持っていました。

少しはかすっていたのですが、本質は全然別のところにありました。


平たく言うと、戸村飯店で育った、性格の違う兄弟の
大人への成長の物語でした。


性格の違いから、普段からまみえることのない二人。
兄はある程度達観していますが、弟はそんな兄がうっとうしくてならない。
しかし、それぞれの成長の過程で、希薄だった接点が色濃く交わったとき、
これまでにはなかった視野と、想いが胸に芽生えていきます。


兄には兄なりの、
弟には弟なりの、
悩みがあり、劣等感があります。

兄弟というフィルターを通してお互いが向き合ったときに、
悩みや劣等感の曇り空から差す、かすかな光を見つけます。
そこから、兄と弟の進むべき道、大人への一歩が始まっていく、
そんな物語でした。



人間とは不完全なもの。
ゆえに悩みは尽きません。

僕らの周りもそうです。
なにもかもうまくやっているように感じるあの人だって、
その人なりの悩みを抱え、もがきながら歩いているのです。
そんなことを改めて気づかせてくれる戸村兄弟。

多分人間は、自分のことをしっかりと知っているように思えて、
その実、自分ほど自分のことが見えていないのだと思います。
だからこそ、関わる「誰か」を媒介しながら、少しずつ自分というものを
見つけ出していくのでしょう。

「真面目」という根っこの部分で同じものを持っている戸村兄弟は
ちゃんとしっかり自分と向き合ってくれます。
そんな姿を通じて、読み手であるこちらの自分自身の在り方を省みるきっかけを与えてくれます。
それも、
「自分なんてこんなものかこんなものか・・・」
ではなく
「自分ももっとやれるんじゃないかな?」
という前向きな力。

よくよく考えると、僕らの幸せって、ごく限られている周りの人間が
幸せそうな笑顔でいてくれることなのではないかと感じます。
友情、愛情、家族の絆、ご近所付き合い、顔なじみ、職場の同僚や上司。
欲張らず、まずは自分ができる範囲の幸せな笑顔をイメージすると
いろんなことがうまくいくような気がしました。
この作品の登場人物は、みんなそういう優しさを持っていて、
とても心温まります。



最後に、この「青春100連発」というタイトルの妙。
本人にはこの世の終わりのように感じられるモラトリアムでさえ、
案外周囲からしてみると、「おもろいなぁ」と見られてしまうような部分があります。
思えば、青春の悩みなんて、ギャグのようなものなのかもしれません。
・・・ちょっと、言葉が乱暴だったかもしれませんね。
「こっちは本気で悩んでるんだ」と怒られちゃいそうですが、
ギャグのようなものと捉えられたら、なんか重い扉が開きそうな気がしませんか?
それでも周りが笑顔になったらもうけもんじゃないですか?
大いに悩んだら、しっかり笑いましょう。
数年後には笑い話になってるさ、って瀬尾さんは言ってるような気がします。


一度きりの人生なら、できる限り笑顔が多いほうが良いですね。
良い作品に出逢えました。






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時の足音

2018年09月12日 22時04分55秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


最近、一気に秋になった感じがしますね。
すっかり夜は涼しくなり、エアコンいらずとなりました。

また暑さが戻ったりするのでしょうか?
それとも、このまま冷え込んでいくのか・・・。

個人的には暑いのは苦手なんで、この気候が続いてほしいですけどね。


明日、明後日と仕事頑張れば、3連休です。
その次も3連休です。
2週連ちゃんの3連休。
いろいろとイベントも目白押しです。
あっという間に過ぎていってしまうのだろうな。


気が付けば、今年もあと4か月を切って、
何やら年の瀬の足音が聞こえてきていますね。

時の流れははやいものです。
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