ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

歌詞を考える ASKA「忘れ物はあったかい」(アルバム Breath of Bless)

2021年04月27日 12時38分24秒 | 歌詞を考える
こんにちは、ジニーです。

今回の「歌詞を考える」は、ASKAのアルバム「Breath of Bless」の5曲目。
「忘れ物はあったかい」です。

結成30周年記念コンサートの話が出ていた光GENJIに対して
7曲新曲を書きおろしていたらしいのですが、そのうちの1曲です。
歌詞はASKAが自分で歌うように変えているそうですが、
ところどころで光GENJIが浮かんでくるようなところも。

淡いブルーの、ガラスのパラダイス~♪
※歌詞カードには記載がないので、考察では触れていません。

歌詞を考える ASKA「忘れ物はあったかい」(アルバム Breath of Bless)|くわくわ@ジニー|note

おはようございます。 ASKAの最新アルバム「Breath of Bless」の歌詞をひとつずつ考察しておりますが、今回で5曲目。 今日は...

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ASKA CONCERT TOUR 2012>>2013 ROCKET がいよいよ発売されます。

2021年04月20日 20時59分00秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。

今週末23日に全国CDショップにて、
「ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET」 のBlu-rayが発売されます。

実に9年前の作品。
事件もあったため、ずっとお蔵入り状態だった
本ツアーの映像作品でしたが、ようやく日の目を
見ることができました。

ファンからしてみたら9年待ち続けた作品です。
やっと、観れる!!


以下に、告知映像(残響網羅)を載せますので、
ぜひ観てみてください。
声の調子の良さに、ファンでもビビります。
最近っぽく言うなら、

「聴いてみろ、飛ぶぞ!」

ってやつです。


お気に召したら、ご購入もご検討ください。


しかし、声出とるわ。




【Blu-ray告知】「ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET」(Teaser)

2012年12月14日の東京・オリンパスホール八王子からスタートし、年をまたいで2013年3月20日を最終日としたコンサートツアー「ASKA...

youtube#video

 
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野良仕事

2021年04月18日 18時44分00秒 | Weblog
雑草でボーボーになっていた、お庭。
ようやく草むしりをしました。

だいぶ雑草パラダイスになっていたので、中々の重労働です。

ある程度むしれたので、半分ほど鍬で耕しました。


だいぶ筋トレになりました。
きっと明日はあちこち痛いです( ̄▽ ̄)


ここから、改めて土づくりです。

今年も豊作となりますように!
畑づくりがんばります!



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土曜の夜は〜♪

2021年04月17日 19時21分00秒 | 食べもの関係
週に1回の晩酌デイ!


今日は缶チューハイと焼酎ハイボールで楽しんでます。

お取り寄せの鶏のたたきと、スーパーで買ってきた
カツオのたたき。
(たたきだらけだなw)
たけのこの煮物で美味しく晩酌です。


楽しいなぁ。
美味しいなぁ。


土曜日が楽しみなので、毎週ここに向けて仕事頑張ってます。


ちなみにタイトルはCHAGE and ASKAのno no darlin'の
歌詞から拝借しました。


こちら、名曲ですので是非聴きください♪
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東野圭吾 「犯人のいない殺人の夜(新装版)」 読了

2021年04月10日 15時40分50秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。


すっかり春だな、なんて思っていたら、意外と今日は朝から寒さを
感じる気候。
三寒四温というやつでしょうか?
ちょっと薄着にしていると寒いけど、着込むほどでもない。
なんとも服選びに悩む時期です。


そんな中、読書に関してはミステリーモードが続いておりまして、
前回の高野和明さんのちょっとライトな「夢のカルテ」に続き、
今回も短編集を読みました。

東野圭吾さんの「犯人のいない殺人の夜(新装版)」です。
1990年に単行本として発表され、その後1994年に文庫化。
そしてこの度2020年に新装版が発表されました。

僕はこの新装版にようやく手を伸ばした形です。

前述の通り、本作は短編集となっており、
・小さな故意の物語
・闇の中の二人
・踊り子
・エンドレス・ナイト
・白い凶器
・さよならコーチ
・犯人のいない殺人の夜
という7編の物語が収録されています。


一つのテーマは「人間の欲」。
どれも登場人物の欲が根底にあり、いろんな形でそれが事件を引き起こしています。
そんなテーマの為か、全体的にどよんと淀んだ空気感を感じる作品でした。

最初の発表の時期からもわかる通り、どちらかというと東野圭吾さんの
初期に位置する作品ですので、大御所のどっしりとした感じというよりは
ミステリという形式をいかに飛び出していこうかという気概が全体的に
漂っているような印象も感じました。

淀んだ感じと、意欲的な印象。
鈍くとがった刃物のような、一度かすめるといつまでも
鈍い痛みが残ってしまうそうな切れ味を持つ一冊だったなという感想です。


相変わらずの、サクサク読めてしまう東野さんの筆力で
いろんなテイストのミステリーを味わえるので、これからミステリーに
手を出しますという方には、ちょどいい感じの作品だと思います。


さて、僕はといえば、以前ミステリーな気分は抜けておりません。
次は長編作品に手を出しています。
ミステリーの代名詞ともいえるあの方の作品です。

読了後に、また感想を書きます。



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コメントありがとうございます

2021年04月10日 11時31分00秒 | Weblog
マサさん

コメントありがとうございます。

ソロとしての立場デュオとしての立場
色んな目線で見てきたから見える色や形があるの
かもしれないですね。

これから生み出される曲も楽しみですね。


それと、今日が剛くんの誕生日というのは知りませんでした。
ささやかながらお祝いのツイートをしてみました。

今日はファンにとって大切な日になりますね😄
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歌詞を考える 『未来の人よ』 ASAK(アルバム「Breath of Bless」)

2021年04月09日 16時28分48秒 | 歌詞を考える
ASKAの「未来の人よ」の歌詞について考察しました。

「未来の人よ」、僕らからすればこれから起こるであろう時間軸の
中に生きている人を思い描くことになりますが、
過去の人からすれば、僕らがすでに「未来の人」です。

過去と現在と未来とはつながっている。
なんか深いですね。
まさしく、砂時計のくびれた場所。

この歌ではその3つの時間軸が大きな愛の中でつながっている
印象を感じます。
ベテランだからこそ説得力を持って歌える歌なのかもしれないですね。


歌詞を考える 『未来の人よ』 ASAK(アルバム「Breath of Bless」)|くわくわ@ジニー|note

こんばんは、ジニーです。 ASKAのアルバム「Breath of Bless」の収録曲を一つ一つテーマに挙げて、その歌詞を自分なりに考察...

note(ノート)

 
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コメントありがとうございます。

2021年04月09日 12時41分04秒 | Weblog

マサさん

コメントありがとうございます。
そして、「陽炎 ~kagiroi」の歌詞考察に時間がかかってしまい
申し訳ありませんでした。

非常に難しく、仮説を立てるまでが特に時間がかかりましたが
ライブ映像を見たりしながら、考えを巡らせました。

もともとはソロとして作り始めた曲だったんですね。
曲の制作される背景まで考えていくと、Kinki Kidsで歌うことの
大きな意味合いもあったのかもしれないですね。

これまで何度か剛君の歌詞を考察してきましたが、
そのどれもに「愛」が込められているなと感じましたし、
一緒に「哀」の表現も感じられますね。
この両者はいわゆる光と影のような背中合わせの双子の
ような捉え方をしているのかもしれませんね。

これからも、聴き手の想像と感性に触れるような曲を
たくさん作っていってほしいですね。

ありがとうございました。

コメント (1)
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歌詞を考える Kinki Kids 「陽炎 〜Kagiroi」

2021年04月04日 06時20分48秒 | 歌詞を考える

おはようございます、ジニーです。

先日マサさんからリクエストいただきましたkinki Kidsの
「陽炎 〜Kagiroi」の歌詞について、今回は考えてみました。

この曲は、2016年に発売された彼らのアルバム「N album」に収録されている曲で。
作詞を堂本剛さん、作曲を堂本剛さんと堂島孝平さんの共作で制作されています。

歌詞はこちらからご確認ください。
「陽炎 ~Kagiroi/KinKi Kids」の歌詞


まず歌詞を読み始めて思ったのが、タイトルの読み方。
この字は「かげろう」と読んでいましたが、「かぎろい」とも読むんですね。
知らなかった。
意味を調べると、『局所的に密度の異なる大気が混ざり合うことで光が屈折し、起こる現象』
とあります。
夏場とかに見られる遠くでゆらゆらするアレですね。

歌詞を読み進めて、ライブの音源も聴きながら、感じました。
なんと難解な歌詞だろうと。

剛君の独特な世界観に溢れていますね。
こうやって歌詞を考えると書き始めましたが、まだ考えながら書いてるところがあります。
自分なりにある程度納得感が感じられる考えがまとまったので、書きながら
うまくまとめていけたらなと思います。

歌詞を読んで感じたことを、仮説を交えて描いていきますので、
少し偏った見方になっているかもしれませんが、例によって、ある一人の人間の
感じ方ということで読んでいただけると幸いです。



1)SNS、ネット社会をテーマにした曲ではないかな?

とても抽象的な表現の多い歌詞。
読みながらも、なかなか情景を浮かべるというのが上手にできませんでした。
一つ一つの言葉に、立ち止まって、どういう意味だろう?
なんてかんじの繰り返し、メロディーやアレンジから伝わる曲の雰囲気と
相まって、何か切なさを感じる歌詞でした。
なんだろう、見えないものに怯えている印象。

今回、仮説として考察を進めるのは、そのほうが理由付けと情景を
自分の感覚で持ちやすいなと思ったからです。

ではなぜSNS、ネット社会をテーマとしていると感じたか?
1番のAメロ部分の歌詞がそう感じさせました。

「時代があげるスピードに カラダを捨てた 日づけを綴る」

カラダを捨てたという意味をどうとるかというのが、一番最初のステップでした。
その後の歌詞も読み進める中で、「自分が自分でなくなる」「実体がない」という
ことを「カラダを捨てた」という表現にしているのかなと考え、
現代、その感覚に一番近いのが、SNSやネットかな、と感じたのです。

例えると、ツイッターやラインなどのアカウントとかですね。
実体のある自分が、ある意味自分から隔離されるようなものじゃないですか。
正規アカウントもあれば、裏アカウントもある。
まるで人間の心をそのまま映し出したかのよう。
どこかに、自分から隔離されている意識もあるから、発言や対応もどこか大胆に
なったり攻撃的になったりする場面もあります。

その仮定で歌詞を捉えてみると、今まで抽象的だった言葉の羅列に
ある程度具体的な情景を浮かべることができそうな感じがしたのです。

「未来へと伸びている道標(ライン)のうえ」
⇒タイムラインやこれまでのやり取りが時系列で履歴としてのこる。履歴が残る
ことで伸びているイメージもリンクする。
「犇めき合った言葉と想い」
⇒SNSそのものの比喩的表現として捉えられる。

みたいな感じで。
こう捉えて読むと、「新しい 愛しているを 見上げて 探す 哀」という
ところもどことなく情景が浮かぶような気がしていて。
Aメロでは画面(ぼくは携帯のイメージ)をみて「犇めきあった言葉と想い」を
見ています。他人から見たら、うつむいて見えるのでないでしょうか?
しかしそこには求める愛はない。
だから携帯から目線を空に移して、もの悲しい感情を吐露しているのではないか。
たった一行ですが、主人公の視線や気持ち、表情などの動きがつぶさに
伝わってくる印象です。
この辺りは、剛君の行間を読ませる巧さかなと感じます。


(2)歌詞の主人公は何かに不安を感じているでのはないか

Bメロの歌詞がまた難解でした。

「もらい鳴きするよな 眩暈 起こしたよな
異例な息吹の風と廻る地球から」

ここはこの曲の主人公の心情を描いていると考えて読みました。
正直言って、何かをたとえているにしても、その何かを具体的にイメージでき
なかったんですよね。
だから、アプローチを変えて、この歌詞の心境に立ってみたほうが伝えたいことに
近づけるのかなと思いました。
もらい鳴き、眩暈、とにかく主人公には何かしらの負荷がかかるような
感覚を持っているようです。ストレスのようなものかもしれません。
「異例」と感じる、非日常的な感触。
廻る地球を感じるということは、実態は地球上にあるが、何かズレのようなものが
主人公の感覚の中には生まれていて、それが負荷になっているのでしょう。
僕はこれを、「未知への不安」と捉えました。

2番のBメロ部分にも「未知」という言葉がありますね。

「狭いはずの路地を飛来する1秒に 
 未体験な未知の入り口 築いてく」

「狭いはずの路地」というのを、自分自身の情報処理能力やキャパシティと受け取ると、
1秒で様々に入り込んでくる情報「犇めき合った言葉と想い」が目まぐるしく
新しい未来の入り口に繋がっているイメージ。

あまりにも情報のスピードが速く、気づけば通過してしまうものも多いでしょう。
一つ例を挙げるとラインのグループ。
最近耳にするのが、グループライン内で、返事が遅れた人や、何かの感情で特定的に
無視や暴言をぶつけるということもあるということ。
ちょっとした好きに通り過ぎてしまった言葉が発端で、仲の良かった人から
無視される、いじめられるという、これまでとは全く異なる未知の入り口が開かれて
しまうようなイメージを持つと、どことなくリンクしないでしょうか?

最近では、本来携帯の電源を切っておくような場所でも、携帯を見たり使用したりする
人が増えているそうですが、その理由の一つにこういった状況を防ぐため
タイムリーな情報収集をしなくてはいけないこともあるそうです。
たった一瞬、注意がそれることで、何もかもを失うリスクがあると感じているのかも
しれません。
「加害者にされるキミ・ボクがいるから 街は今日も眠らない気でいる」
という歌詞にも情景やイメージが繋がりますよね。

時代や流行に取り残される不安。
そして、その時代の流れに対して、これまで感じていたものとは違う「異例」な
ものを察知していることを表現したかったのが、Bメロの部分なのかなと思いました。


(3)サビで用いられるKagiroiの役割は?

「ぼくら色彩をもつ 命を持つKagiroi
 煌めき舞う闇の下揺れるKagiroi
 崩れだす胸の耳を塞ぐ手のひらに流れた熱の赤い脈の美を知ってるのに
 忘れてKagiroi」

これまでのAメロとBメロの仮説から考察をベースとすると、
主人公は非常に自分自身の実体を曖昧なものにしてしまっています。
そんな自分自身を陽炎(Kagiroi)と置き換えて表現していると考えるのが
スムーズではないかと考えました。

心の叫び(ひょっとすると呟きかもしれない)のようなもので、
SNSやネットの中にある仮想の自分が本物ではなく、ここにある自分自身が
本物なのだという気持ちがあふれています。
それなのに、そういった実体のないものに吸い込まれ、不安を感じつつも
抜け出せずにいる。
どこまでも自分自身が心もとない存在に見えている。
色彩(個性)、命を持ちながらも、ユラユラぼやけてしまっている本当の
自分自身がまるで陽炎(Kagiroi)のようだと。

崩れだしてしまう胸、そんな物悲しさを遮断したく耳を塞ぐ手、
そのどれもに熱があり、赤い脈動がある。
生きているんです、この廻る地球に。
なのに、SNSやネットの中で縛られてしまっている自分。
生きていることも忘れてしまいそうな、今にも消えそうな陽炎(Kagiroi)。

そんな、自己存在の不確かさがサビからは伝わってきます。


また、サビではデュオとう特性を生かし、剛君と光一君が別々のメロディーを
歌っています。
上記のサビと一緒に歌われている歌詞が
「いつか 愛は なくなるかな いずれ ぼくら 消えるのかな」
「いつか 愛は なくなるから いずれ ぼくら 泣いてるから」
ここも、不安を吐露するかのような歌詞がつづられています。
曲としての表現という観点からすると、全く別のメロディーで
それぞれの言葉で同じテーマを歌にすることで、より自分自身の内なる声、
葛藤のようなものを表現しているのかなと感じました。
歌詞という観点だけではできない、曲としての表現方法ですね。


(4)Cメロがひょっとすると一番言いたいことだったのかな?

2番のサビのあと、Cメロが存在します。
「separate 外したぼくらは 何時へ 行こうとしてるんだろう
 このparede 続けるぼくらは なにに 生まれ変わりたいんだろう」

これまでの曲の流れのとおり、主人公は現実とネットの中との境界線が
あやふやになってきています。
生きていく中で便利だから利用しているネット(SNS)なのに、
生きた行くためにネット(SNS)のなかでうまくやろうとしている。
というイメージでしょうか。
当初切り分けていたものが曖昧になり、どこか同化・逆転しています。
separate外したというのは、そういうことかなと。

そうすると
必然的に、行き先が気になりますね。
ここで凄いのは、行き先が場所ではなく時間なんです。
この時点で、場所の感覚がなくなってしまっている(ネット依存)・・・という
解釈を最初持ちましたが、ここでは少し考えを改めました。
重要なのは、過去・現在・未来のどこに幸せがあるのかを言いたかったのかな、と。
自分自身がどこに幸せを感じてるのか(もしくはいたのか)、本来は未来で
あるべきなのでしょうが。
果たして、主人公が危惧する不安が蔓延する世の中の未来に、それを感じられる
ことはできるのだろうか?
という問題提起にも聞こえてきます。

そして、そんな風に生きている自分たちをparadeというメタファーで表現し
命の果てを問いかけてきています。
ひょっとすると、そんなにSNSやネットの中での自分ではない自分に
生まれ変わることに、どのような意味があるのか?
という問いかけなのかもしれません。

この問いかけをしたくて、Cメロを準備したのかなとも感じました。
それくらい、僕は曲全体の中で、ここがズシンと来たのです。


(5)救いのない曲なのか?決してそんなことはない

長々と書いてきましたが、最後にこの歌詞の考察の結びとして
剛君が何を伝えたかったのかを、僕なりの感想として書いていきます。

今回の歌詞の考察は仮説を立てながら、自分なりに一番情景が浮かび、
納得感のあるイメージが持てることを前提に進めました。
その中で、感じたのは、剛君の愛に生きるというスタンスでした。

ここまでの歌詞の考察だけを見ると、現在に悲観している、
愛を見失って絶望している、という形にもとれるのですが、
僕は逆に、愛に生きる剛君のスタンスが、もっと身近にある愛(自分や家族)に
目を向けてみようよというメッセージとしてこの曲の歌詞に染み込んでいる気がします。

だって、「愛」と「哀」をちゃんと使い分けていますから。


この曲が収録された「N album」には「 naked & natural 」というテーマが設けられて
いたそうです。(wikipediaで調べました)
ありのまま自然体という意味ですが、そういう意味では剛君のありのまま自然体が
この曲にも色濃く出ていると思います。

こういった情報化社会における、自分を見失ってしまうようなことがあるよ、と。
この流れがいつまでも変わらずに行くと、僕らは果たして自分自身として
ありのまま生きていけるのかという、内なる不安を、伝えたかったのかもしれません。

「いつか 愛は なくなるかな いずれ ぼくら 消えるのかな」
という歌詞にある通り、
剛君にとって、愛と存在は連動しているものなのでしょう。
それはとっても人間的で、どのような時代を迎えようとも変えることのできない
一つの答えのように剛君は考えているのではないでしょうか?

だからもの悲しい想いを持ちつつも、「愛」を綴り、歌うのだと思います。

そして、この曲を歌う意味としては、
「僕にも、こういった不安はあるけど、ファンのみんながいる限り愛を歌うことで愛を与えていくよ」
という決意表明にもしているのかもしれません。

生きている以上、不安という感情もつきものですが、
ひとりでは乗り越えられないものも、誰かとなら乗り越えられる。
そこに愛があるんだと思います。

剛君にとって、そしてともにこの曲を歌う光一君にとって。
ファンという存在が、そして彼らを取り巻くかけがえのない人たちが、
同じように大切なんだよということを、「 naked & natural 」というテーマのもと
歌っているようにも、感じられました。

悲しみを共有することで、愛を確かめ合う。
最後に、僕はそういったポジティブな感想を持ちました。

同じものを共有したときの繋がりは固い結び目として強くなる。
きっとファンの方々にもこの曲が好きという方は多いと思うのですが、
意識的にも無意識にもそういった彼らの愛を感じ取っているからなのかもしれませんね。
そして、この曲が苦手という人にとっても、そういう気持ちが持てたときに、
彼らはずっと手を差し伸べてくれていたんだ、と感じられる曲になっているように思います。

陽炎は見る角度を変えると、見えたり消えたりするもののようです。
もし、いまなにか見失っているとしたら、その視線の角度を変えてみるのもいいのかもしれません。
そういうことも、教えてくれている曲にも感じられます。


ここまで読んでください、ありがとうございます。
あくまでも僕が感じた感想です。
もっと深く、別の意味が込められているのかもしれません。
この曲に対する、こういう捉え方もあるんだな、なんていう一つとして
読んでいただけると嬉しいです。

※よろしければ、他のKinki Kidsの歌詞の考察も書いているので、読んでみてください。

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歌詞を考える Kinki Kids 『Topaz Love』 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

こんにちは、ジニーです。みきさんに随分まえにお勧めされていた「TopazLove」。ようやくちゃんと聴きまして、歌詞についても考えてみました...

歌詞を考える Kinki Kids 『Topaz Love』 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

 



OGPイメージ

【追記】歌詞を考える  KinKi Kids 『恋涙』 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

すすこんばんは、ジニーです。  今日は、1月1日。堂本光一くんの誕生日と言うこともありますので、KinkiKidsの「恋涙」、考えてみました...

【追記】歌詞を考える  KinKi Kids 『恋涙』 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

 



OGPイメージ

歌詞を考える KinKi Kids 『銀色 暗号』 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

おはようございます、ジニーです。ずいぶん久しぶりになってしまいましたが、またこれやろうと思います。今回はKinKiKidsの『銀色暗号』。2...

歌詞を考える KinKi Kids 『銀色 暗号』 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

 
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春というには暑すぎないか?

2021年04月02日 20時38分00秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


最近、とある歌詞とにらめっこしております。
歌詞の考察、なかなか難易度の高さを感じています。
ようやく自分なりのイメージ、仮説を持てたので
なんとかまとめていこう。



さて、4月に入り、桜も咲き、春めいています。
しかし、しかしです。
ちょっと暑くない?
今日の社内はなかなかの暑さでした。
流石にエアコンはつけませんでしたが、なんか例年よりも
暑い気がする。


ジワジワと迫り来る夏。
一番苦手な季節。

少しずつジメジメしてくるんだろうなぁ。

そんなことを思った金曜日。
頭も体もヘトヘトです(^_^)
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