ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

藤原伊織 『テロリストのパラソル』 読了

2018年06月30日 21時46分43秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


暑いですね。

滝のような汗を流しながら、毎朝歩いて出勤しています。
知り合いに会うと、恥ずかしいです。
ビショビショなんで・・・。


そんな中、面白い本を読みました。
藤原伊織さんの「テロリストのパラソル」です。

1995年に第41回江戸川乱歩賞を、翌1996年に第114回直木賞を受賞した作品で
両賞をダブル受賞した史上初の作品となったみたいですね。
当時僕は中学生から高校生に上がるくらい。
全く読書とは無縁でした。
結果、20年以上の時を経て、ようやく読む機会を得ることができました。
会社の同僚のお勧めで出会った作品ですが、いやぁ、面白い作品でした。

ミステリーというか、これはジャンルとしてはハードボイルド小説ですね。
ハードボイルド小説を読むのは実は初めてでした。


とりあえず、面白かった。
読むほどに引き込まれて、早く次が読みたくなる。
これこそ読書の醍醐味ですよね。


ある日東京の中央公園で多くの死傷者を出す爆弾テロが発生します。
そこに居合わせた主人公。
見えない組織の影をうまくかわしながら、真相を明かすべく
縦横無尽に東奔西走するという内容。


何よりも心惹かれるのは、主人公。
おっさんなんです。
しかもアル中。
これがね、いい味を出しながら、情けなかったり
抜けてたり、ピンチを切り抜けたり、異常な記憶力を発揮したり
意味の解らない対応力で戦ったり、追っ手を追い払ったり。

なんか痛快なんですよね。
このなんとも魅力的なキャラクターでドシドシ大股で
危険に飛び込んでいく。
これが面白くないはずない!


改めて感じたのは、名作は時を経ても面白いということ。
時代が違うので、古さを感じる部分(文化とかツールとか)は
どうしてもありますが、そういったものも気にならない面白さがあります。


これはついにハードボイルドの世界に足を踏み入れてしまったかもしれません。
藤原伊織さんの作品もそうですが、もっと他の作家さんの本も読んでみたいと
思いました。


本との出会いというのは、かけがえないですね。



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ついに解禁!

2018年06月27日 22時42分46秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです


暑いですね、毎日。

夏だから仕方ないです。


うん、夏だし。




夏。




夏。





夏。





ココ夏!






夏苦手ーーーーーー!!



そんなわけで我が家ではついにエアコンが解禁されました。






ああ、ついにやっちゃったか。







はぁ、涼しいな。




エアコン、最高!
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おとうさんといっしょ

2018年06月24日 21時21分45秒 | Weblog
こんぼんは、ジニーです。


数年前にBS-NHKで「おとうさんといっしょ」という
番組が始まりました。
そう、「おかあさんといっしょ」のお父さん版です。

子供が小さい時はよく見ていましたが、
最近はとんと、ご無沙汰でした。

今年、おとうさんといっしょのお兄さんを務めていた
せいやくんが卒業しました。
なんだか、寂しい気持ちになっていたら、
今日、ルパンレンジャーVSパトレンジャーの追加メンバーとして
登場しました。


まさか、こんな形で再会できるとは!

なんだか嬉しい気分。


これからの特撮ヒーローとしての活躍が楽しみです!
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星新一 『ボッコちゃん』 読了

2018年06月22日 00時12分01秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。

今年に入って、読んだ本の感想を毎回書かせていただいていますが、
ミステリーが好きなので、そっちによってるなぁ、ということを
最近感じていました。

なんとなくミステリーモードからはずれて、
前回の江國香織さんの作品を読んだり、
今回の「ボッコちゃん」を読むモードになりました。

さて、ボッコちゃん。
星新一さんのショートショートのベスト編集作となっています。
その数じつに50編。

よくもこんなに面白い話を考えられるなぁと
感心してしまいます。

ブラックジョークやナンセンス。
寓話のようなものもありの50編。



星新一さんは中学校時代から知っていて、
通っていた塾で、時々講師の方が読んでくれたのがきっかけで
その独特な面白さは幼心に感動したものです。


あれから20年近くたって、ふと読みたくなった星新一さん。
大人の視点で読んだ氏の作品は、ニヒルで確固たるアイデアの
塊のように感じ、あの時とは違う感動を覚えました。


ミステリばっかりで疲れた脳みそに、
クスっとくる作品たちはとても新鮮な空気のように
隅々まで染みわたりました。



また、時期を見て星新一さんの作品を読んでみようと思いまう。



ちなみに、個人的に一番好きだったのは
「おーい、出てこい」
という話です。

らしさ爆発です。




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イイ天気 ASKA 2018/6/25 「Weare」より配信

2018年06月21日 23時23分03秒 | 音楽紹介
こんばんは、ジニーです。


ASKAの毎月新曲配信プロジェクト。
第4弾となる6月の新曲は「イイ天気」。

これはギターで作曲したようです。
「Too many people」のFUKUOKA以来のギター作曲です。



いやしかし。


気持ちのいいメロディーだな。
夏の訪れを予感させる爽やかなメロディー。

コテ・メン・ドウ そして好き。
僕もこの曲好き。



イイ天気 ASKA 2018/6/25 「Weare」より配信
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か、か、か、勝ったぁぁぁぁぁ!!

2018年06月19日 23時31分44秒 | スポーツ
サッカーワールドカップ、ロシア大会。

日本、勝ったぁ!

相手は4年前にボロ雑巾のようにやられたコロンビア。
ラッキーもあったけど、最後まで集中してた!!


この一勝はでかい!

何気にアジアのチームがワールドカップで
南米のチームに勝つのは初めてのようです。
いやぁ、歴史的だ!!


なんか、寝れそうにないwww



それぐらい嬉しいです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾












では、おやすみなさい(寝るんかい!)
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地震

2018年06月18日 23時34分10秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。

今朝の地震、尊い命が失われたようです。

最近地震が多いですね。
キラウェアの影響だという話も聞きます。

いよいよ、来るのかもしれませんね。



準備はしていますが、まだ足りてないものもある気がする。
見直しておかねば。


怖いですね。

怖いからこそ準備ですね。
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アメトーークぅぅぅ

2018年06月14日 23時43分10秒 | Weblog
今夜のアメトーーク、将棋大好き芸人だったんかぁ!

知らんかったぁ・・・。



将棋、正直打てませんが、好きです。


勉強して打てるようになりたいですね。



いやぁ、初めから見たかった。


くぅぅぅぅ。
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江國香織 『がらくた』 読了

2018年06月13日 22時58分12秒 | 読書
こんばんは、ジニーです。


6月、梅雨。
この季節になるとASKAの「はじまりはいつも雨」が聴きたくなりますね。

ちょっとナイーブな気分になるのか、読書の趣向にも
すこし変化があり、恋愛小説を読みたくなりました。

そこで選んだのが、江國香織さんの「がらくた」。


なんとなく、タイトルに呼ばれたというか、表紙に惹かれたというか。
嫁さんの持っている小説の中から選びだしたのはこの本でした。


読んでみて、思っていた以上にシンプルな作品でした。
感情が絞られるような恋愛小説をイメージしていたのですが、
そういったイメージとは全く違う雰囲気をまとった作品でした。

物語はプーケットのプールサイドから始まります。
旅行に来ていた柊子とその母の桐子。
ただ淡々と異国の地の時間を過ごす二人にのほかにもう一組日本人の
旅行者がいます。
ミミ(美海)という少女とその父親です。
柊子はなぜかミミに視線を吸い込まれる感覚を覚え、まるで監視するかのように
ミミを眺めます。

帰国してからも柊子とミミはことあるごとに会うことになります。
柊子とミミのそれぞれの視点でつづられる物語は
大きなうねりを迎えることなく、淡々と時間を経過させていくのです。


これは恋愛小説なのか?
巻末の著書説明でもそれが触れられています。
なんていうのかな、恋愛小説としてしまうにはあまりにも柊子とミミには
執着する心がない。
いや、あるんですけど、ないんです(なにいってるのか?)
激情ではなく、達観した執着なんです。
「あってほしいけど、失くなっても仕方ない」
そんなイメージ。


柊子には夫がいますが二人の関係性がまさにそれです。
お互いをとても求めあっているのですが、ゆえに離れる時間を作ろうとする。
お互いの存在をより強く感じるために、別の人と夜を共にしたりもする。
実際、柊子はプーケットで夫のガールフレンドとの夜を想像し言葉にできないような
寂しさを感じるのですが、それを感じるための旅行でもあると自分で言います。
そして、その柊子自身もプーケットの地でミミの父親と関係を持ちます。
そういった自分の行為を、夫に対して「ちゃんと遠くに行ってきたよ」と表現するのです。
そして、夫のもとに帰り、遠く言った自分を見てほしいと想うのです。

こんな関係性が成立するのでしょうか。
する関係性もあるのでしょう。
この二人にはそれを成立させてしまう説得力がある。


一方ミミは学生なのですが、同年代の環境にはうまくなじめないでいます。
プーケットで出会った柊子と桐子と日本でも合うようになり、徐々にその場所に
居心地の良さを感じるようになります。
そして柊子の夫とも個人的に連絡を取り合うことになります。

物語は柊子の夫とミミが関係を持ったところで、
ミミの「柊子さんに会うのが楽しみ」という言葉を含んだ会話で終わります。
(ちなみにこの時柊子は母親桐子とトルコに旅行に行っています。ちゃんと遠くへ行くため)

冒頭でプーケットで柊子が想像していた夫の奔放な暮らしが
終盤でミミの視点で事実として表現される。
これ、個人的に感動しました。

読んでいるうちに、あちら側がこちら側になっていたのです。
巧みに柊子とミミの視点を切り替えながら、二人に接点を持たせるうちに
上手に足元を入れ替えられた感覚です。

柊子とミミには多くの接点があり、多くの相違点があります。
柊子はそこに直感のようなもので気づいています。
ミミは多分気づいていることに気付かず、他人の視点で見つめています。
そこに柊子のがミミよりも長く生きてきた経験の差が出ていると思うのですが
ふたりはとても良く似ているのです。
どこか達観した感性を持っているのです。

こういう感性を持つ人間を主人公にした恋愛小説は、必然的に
こういった空気感を持つことになるのでしょう。
夫婦の関係、憧れ、安息という部品はあくまで部品でしかなく、
捉え方によってはがらくたです。
この世の中、そんながらくたに縛られる人間のどれほど多いことか。
仕方ないです、それが人間なのですから。


神々しいほどに自立し周囲を迎合しない二人。
ふたりの世界にはがらくたをただがらくたにしてしまうのではなく
愛でるべき対象の一つに昇華しようと、無意識にしている。

作中、ジャムづくりを趣味とする柊子が、ジャムを作る理由として
そのままであれば腐ってしまうものを、より長く美しく保っておくことができる
と表現します。

そしてこの言葉はとある場面でミミの胸にもスッと落ちてきます。

がらくただらけの景色をジャムのように煌びやかにするのは、
自分自身のありかたなんだと、二人のぶれないスタンスから感じることができます。

灰色のように無機質な世界に、色鮮やかな止まり木を見つけ羽を休める。
そこを知っているということと、そこにいられるという安定。
恋を旅と捉えるのであれば、色合いは違えど、ドラマはなくとも
それは恋愛小説として成立しているのではないかと感じました。


梅雨のせいでしょうか、難解な小説に引き込まれてしまいました。
とっ散らかっておよそ感想と呼べるような内容ではないですが
それが、そのまま僕が受けた印象。
上手くジャムにできているでしょうか。



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いよいよ

2018年06月12日 23時48分30秒 | スポーツ
こんばんは、ジニーです。

いよいよ明後日からサッカーワールドカップが始まります。

この2大会、ヨーロッパの国が優勝しています。


今大会はどうでしょうか?

メッシ(アルゼンチン)の大会になるのでは
という声も聞きます。


ブラジルの状態がメチャメチャ良さそうです。


今回は南米が行くか?



日本には、行けるところまで行って欲しいです。

でも、日本はまずサッカー協会がしっかりしなくちゃ
どうにもなんないような気がします。



なんやかんや、楽しみです!!
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