ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

「CHAGE & ASKA LIVE IN KOREA」DVD 2019年8月25日発売

2019年08月10日 17時31分53秒 | 音楽紹介
こんにちは、ジニーです。


ついに、ファン待望の作品がリリースされます。
「CHAGE & ASKA LIVE IN KOREA」

2000年に開催された韓国でのコンサート。
当時、日本人が日本語の曲でコンサートを開催することは赦されていなかったのですが、
その重たい扉を日本人初として、チャゲアスが開いた歴史的な意味のあるコンサートです。

当時は韓国としても文化交流を積極的に行おうとしていた時期であり、
2002年の日韓ワールドカップも控えた中で、政治的にも時代の流れ的にも
いろいろなことが追い風となり、実現したコンサートです。

当時、いろんなテレビや媒体でニュースになったのを覚えています。


あれから19年。
日韓の状況は当時と比べると、随分と変化してきています。
良い流れにはなっていませんね。

そんなタイミングでのリリース。
最悪なタイミング?
そうかもしれませんね、でも今だからリリースに至ったというのも時代の後押しかと思います。

この作品が19年もの間リリースされなかったのは、この二つの国を繋いだ大きな出来事を
ビジネスにはしたくないという想いがあったからだそうです。
しかし、いまリリースしようという気持ちに至った。
時の流れが、時代の動きが、そういう気持ちに駆り立てたのでしょう。

本人たちは、これをビジネスと捉えられてもいいと言っています。
それよりも大事なものが、この作品には閉じ込められているのでしょう。

あんまりこの場で政治的な言葉を残したくはありませんが、
国はそれぞれの国を守るために、いろいろなことを考え進めているという気持ちを
僕は基本的に持っています。
その中で折り合わない思惑があるのも仕方ないと思っています。

それでも日本が好きだと言ってくれる韓国人もいるし、
韓国が好きだという日本人もいる。

それがすべてではないかと思います。
国を動かすとのはよいいではないけど、国を動かすのはそこで暮らす
人々の声だとも感じています。


好きなものを、好きといえる自由は、いつでもここにあります。
差し伸べた手に救われるのは、相手であり、自分である。
馬鹿みたいに平和を願うことも、大切だと僕は感じていたりするわけです。



おっと、趣旨からズレちゃいましたね。
是非多くの方に見ていただきたい作品です。
彼ら40周年となるデビュー記念日、興味を持っていただけた方は是非手に取ってみてください。

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高野和明 『幽霊人命救助隊』 読了

2019年08月10日 17時08分02秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。

暑いですね。
エアコンの冷風がなければ暮らしていけない今日この頃です。

先月末ごろからうだる暑さの中、読んでいた本を今日はご紹介します。
今回読んだのは、『13階段』の作者でもある、高野和明さんの『幽霊人命救助隊』です。

昨年から読書の時間を意識的にとるようになって、面白い小説がないか
いろいろと探していたのですが、その中で見つけた本作。
ちょうど同じ時期に本屋で本作が目に留まってたため、いつか必ず読もうと思っていました。
1年越しくらいの実現ですね。


さて、この『幽霊人命救助隊』。
タイトルからしてなんだか不思議な感じですよね。
幽霊が人命を助けるというのはわかりますが、目的は?
なんか、ホラー系なの?
なんてことを考えていましたが、ホラーではありませんでした。


簡単にあらすじを説明すると、主人公は見つから命を絶った4名の男女。
彼ら4人が神様からの指令で、成仏を目指し、現世で死のうとしている100人を
助けていくという内容です。

こう書くと、なんだかシンプルで味気ない感じもしますが、結構なボリュームなんです。
途中冗長に感じるところがありそうだなと思いましたが、いやいやこれが面白くて
全然気にならない。

「死」という重たいテーマを扱っているため、すごく胸に詰まるような場面も
あるのですが、小気味よくユーモアがちりばめられ、思わず「クス」っとなってしまう
ところも少なくありませんでした。

読みながら非常にエンターテイメント性の高い作品だなと感じており、
是非とも映画化してほしいと感じるほどでした。
それぐらい映像としてのイメージが明確なのは、プロットがしっかりしていて
やはり表現力が秀でているかなのでしょう。

実を言うと、割とこういうSF系の作品は苦手なジャンルだったりもするのですが、
読んでみるとジワジワと引き込まれる作品で、今年読んだ中では今のところ
断トツの1番のお気に入りです。
以前読んだ「パラドックス13」も面白かったので、ジャンルの苦手意識持たず
いろいろ読んでみないといけないなと感じました。

面白くて、おかしくて、ジーンときて、胸が詰まる作品、
いろんな感情との出会いを求める欲張りさんほど読んでみてもらいたい作品でした。



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