ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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丸戸史明「冴えない彼女の育て方 8巻」 読了

2022年08月12日 17時04分40秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。

昨日からお盆休みに入りました。
短いようで短いお盆休み。
また別のブログで書こうと思っていますが、小学校の宿題の量、閉口しております。

さあ、そんな気持ちはとりあえず横に置いておいて、
溜まっております読書の感想を書いていきましょう。

今回は、すっかりおなじみのラノベ、「冴えない彼女の育て方 」でございます。
前回が7巻、今回が8巻ですね。
7巻を読んだ時の投稿が4月、8巻を読み終えたのは確か6月なので2ヶ月くらいで続きを
読んだ形です。
僕のラノベを読むサイクルとしては意外と短いほうかも。

では、まずテンプレ(作品紹介)から書いていきましょう。

本作はアニメやゲーム、ライトノベルへ傾倒する筋金入りのヲタ、
安芸 倫也(あき ともや)が自分が心から萌えてキュンキュンする
ようなギャルゲーを制作するべく、周囲の人を巻き込みながら
猛進していく物語です。

巻き込まれるのは主にこの3名。

金髪ツインテールのハーフで誰からも慕われる同級生でありながら
その素顔は、コミケで熱狂的な人気を誇る18禁同人作家の美少女。
そして主人公の幼馴染。
ゲームのキャラデザインなどの原画担当、澤村・スペンサー・英梨々。

入学以来、常に成績は学年位置を取りつづけ、無口なクールビューティー。
しかし、その素顔は、ドSで、ヤンデレで、新進気鋭のライトノベル作家という
1学年上の黒髪ロングの美少女。
ゲームのシナリオ担当、霞ヶ丘詩羽。

ずっと同級生だったのに、2年生になるまでその存在を認識ていなかったが、
その素顔は、そのままキャラが死・・・存在感が薄い美少女、
でも主人公の製作しようとするゲームのメインヒロイン担当、加藤恵。
他にもスクリプト作成も独学で身につけていきます。


前回7巻で、主人公 安芸 倫也のゲーム制作サークル「blessing software」に
大きな転機が訪れました。

丸戸史明「冴えない彼女の育て方 7巻」 読書感想 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

こんにちは、ジニーです。前回に続き、ライトノベル「冴えない彼女の育て方7巻」の読書感想を書いていきます。まずは作品の簡単な紹介(テンプレ)をしましょう。本作はア...

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原画担当の澤村・スペンサー・英梨々と、シナリオ担当の霞ヶ丘詩羽の2名が
サークルから抜けたのです。

高校3年となった主人公の胸の奥では新作ゲーム制作への炎が再燃し、
新しいメンバーを迎えて新体制のチームでゲーム制作に取り掛かってくことに
なっていきます。

新しいメンバーはもともとライバルサークルだった「rouge en rouge」の
原画担当、波島 出海(はしまいずみ)。
犬猿の仲ともいえるヲタともの妹ですが、新学期とともに新しく
主人公の高校に通うことになり、正式に後輩となった子です。

しかし、ここで一筋縄に行かないのがラノベです。


またしてもあれやこれやのドタバタを経て、いわゆるセカンドシーズンに
突入していくという感じの展開。
やはりラノベはこうでなくちゃ!

メンバーの半分くらいが変わるため、登場する頻度もこれまでとは大きく
変わるわけですから、いろいろとこれまでの安定感がリセットされる
感じが読んでてあるわけです。
しかし、この作品をもう一段面白くしていく意味合いではこういった
思い切った展開は必要だと思いますし、長く続く作品には
こういった読者への刺激が要所要所にないと飽きてしまいますね。

ホント読者は勝手なものです(笑)

アニメでは、現状版を含めて完結しており、
僕自身もそれらはしっかりと見ているので、いわば物語の2週目を堪能している
ような感じではありますが、やはりアニメと小説の違いはあります。
絵(動画)としての情報で知っていた本作を、
活字という情報で追いかけていくと、主人公たちの感情や、作者の苦労(愚痴)なども
合間に入ってくるので、物語への深みが増していくように感じます。

これはほかの作品でもそうですね。
活字の良さもあれば、動画の良さもある。
物語によって、どちらが向いているのかというのもあるのでしょうが、
どちらとも高いクオリティで存在するというケースはまれではないかと思います。
そういった意味では、本作はそのまれなケースを見事にやってのけた作品であり、
非常にリスペクトに値します。

両方ともにクオリティがゆえに、どちらが入り口であっても
その面白さはしっかりと読者の中に残りますし、
僕のように、また別のメディアの方で物語を追体験しながらその沼にはまっていく
という消費者冥利なことも味わえるわけですね。


さて、徐々に主人公とヒロインの距離が縮まってきました。
残り5巻。
楽しみながら、読み切っていきたいと思います!


コメント
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