
臥牛山(がぎゅざん)の中腹に駐車して、シャトルバス(往復300円)で上部の駐車場まで行き、そこから山道を10分ほど歩いて松山城まで登った。
登り道以外は、城の周りは垂直に近く、攻めにくい城となっている(入城料300円)。
天守と二重櫓、三の平櫓東土塀が重文で、本丸東御門や腕木御門などかなりの築造物が復元され、当時(1500年代)の天守をその周辺の様子を確認することができる。

頼久寺は、草創は不明だが、足利尊氏が1339年に再興して備中の安国寺と号したそうだ。1500年代に安国頼久寺と改称。松山城主の仮の館になったこともある。
その庭園(拝観料300円)は、枯山水庭園で、白砂と石、サツキを配して愛宕山を模しているという。
城と庭園の中世の2つの文化財を見て、当時の為政者の戦いや安息の様にしばし思いを至らせた。