クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

映画「ヒバクシャ~世界の終わりに」上映等の実行委員会

2011-08-28 | その他
 今日(28日)、映画「ヒバクシャ~世界の終わりに」上映と藤田祐幸氏講演がセットになった行事「フクシマは今~隠されるヒバクシャ~」(10月8日実施)の第5回実行委員会があった(写真)。

 この行事は、4月17日に映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映と鎌仲ひとみ監督のトークをセットにした行事を成功させた同岡山上映実行委員会が、第2段の行事として計画しているもの。
 この日は、チケットの売上やチラシの配布などの状況を出し合い、今後の広報活動を検討した。

 また、フクシマの問題について、「支援のためにあえて福島の農産物を食べたい」、「被ばくの危険の回避が重要で、福島の支援は農産物とは別の方法で行いたい」、「同じ日本人でも、西に来るほど、震災や被ばくの問題を話題にしなくなる」、「マスコミは、私たちが知るべき情報を十分報道していない」などの意見が出た。

 「フクシマは今~隠されるヒバクシャ」(映画「ヒバクシャ~世界の終わりに」上映と藤田祐幸氏講演)は、次の要領でおこなわれる。
・日時:10月8日(土)(1)10:00~映画上映、(2)12:30~藤田講演、(3)15:00~映画上映
・参加費:(1)1,000円、(2)1,000円、(3)1,000円、(1)+(2)セット1,500円、(2)+(3)セット1,500円
  ※この「セット1,500円」は前売りのみで、当日券はありません。
・会場:3丁目劇場(岡山市北区表町3-15-1、Tel.086-801-2000)
・主催:「ミツバチの羽音と地球の回転」岡山上映実行委員会(Tel.090-5373-6791=赤井)

映画「ヒバクシャ~世界の終わりに」(鎌仲ひとみ監督、2003年)
 確実に世界を覆い尽くそうとしている国境の無い核汚染、使われる側にも使う側にも等しく被害をもたらす核、普通に生活している人々が知らぬ間に被曝し、ゆるやかに殺されていくという現実。この作品は、見ることも感じることもできない核汚染の環境のもとで生きるイラク、アメリカ、そして日本の人々の日常の姿を記録し、彼等、ヒバクシャの声を伝えるために作られた。

講演「チェルノブイリ、イラク、そしてフクシマのこれから」(講師:藤田祐幸)
 チェルノブイリ原発事故の影響、イラク劣化ウラン弾使用による低線量内部被曝の実態、これらの調査を行い、核の恐怖を訴え続けてきた藤田氏。3.11福島第一原発事故以降のこれから何を知り、何をするべきなのかを語る。