事業団の概略は以下の通りですが、詳しくは事業団HPに掲載されていますのでそちらを参照して頂くと判り易いと思います。
上野原市では明治41年に、大月市では昭和3年に水道事業が創設され、両市は人口の増加や水道の普及に対応するために、計画的に施設・管路の整備を進めてきました。
その後、昭和54年度に山梨県が策定した「山梨県水道整備基本構想」にもとづき、簡易水道事業の統合、未普及地域の解消等による上水道事業の広域化が、効率的な施設整備と維持管理水準の向上になるとし、平成7年2月8日に末端給水型の広域水道事業を行う企業団(「東部地域広域水道事業団」)が創設され、両市の上水事業を引き継ぎました。
また、深城ダムを新たな水源とする百蔵浄水場系統を新設し、平成18年度より両市への給水を開始しています。
給水地区は両市の市街地を中心に、大月市は駒橋、御太刀、大月、富浜町、梁川町の全域と大月町、賑岡町、七保町、猿橋町の特定エリア、上野原市は上野原の全域と大目、甲東、巌、大鶴、島田、棡原の特定エリアとなっています。
事業団の章が決められているかは不明ですが、事業団の管理する上水道関係の蓋には下記のマークがあります。
マークの中央の文字は、企業団の「企」と思われます。マークは、大月市と上野原市の市章を合わせたイメージに見えますが、いかがでしょうか。
前置きはここまでとします。
最初は、消火栓の蓋です。
こちらは、送水弁の蓋です。
こちらは、配水弁の蓋です。
こちらは、空気弁の蓋です。
こちらは、排泥弁の蓋です。
こちらは、止水栓の蓋です。
上記以外に、「企」の文字だけでマークのない蓋もありました。
こちらの蓋は、事業団が運営する上水道と地区簡易水道や小規模水道とを接続し給水するケースがあり、その接続ポイントに使用しているようです。
こちらは、仕切弁の蓋です。
こちらは、空気弁の蓋です。
以上で、その2.東部地域広域水道事業団のマンホール蓋の整理は終了です。