十王町の経緯は、昭和30年2月11日櫛形村、黒前村、高萩市の友部が合併し十王村が誕生します。昭和31年1月Ⅰ日町制施行し十王町となります。16年11月1日に日立市に編入合併し十王町は消滅しました。
十王町は、県都水戸から北北東約50km、関東平野の最北端に位置し、西北は阿武隈山系多賀支脈が連なっています。これに源を発する十王川、小石川が町の中央部を貫き太平洋に注ぎ、これらの河川の流域に耕地が開けています。古くは農村地帯として栄えたが、昭和 10年ごろから石炭産業が発達し農業に次ぐ産業として盛期を極めたが、その後熱エネルギー資源の転換により石炭産業は下降線をたどり、昭和 48年に閉山。農業人口の減少と合わせて総人口は一時減少したが、近年は工都日立市の影響を受けて都市化の傾向を示し、ベッドタウンとして増加傾向にあります。
町章は、十王町の「じ」をデフォルメしているように思われます。
十王町の公共下水道は、広域下水道事業に参加し日立・高萩・十王広域下水道組合が運営、平成 3 年 4 月より供用開始しました。
こちらは、日立・高萩・十王広域下水道事業に係わる蓋です。
中央に上部に日立市の市章、その左下に高萩市の市章、右下に十王町の市章が表記されています。
なお、「日立・高萩・十王広域公共下水道事業」に係わる全ての蓋は、「茨城県広域のマンホール蓋(その1)日立・高萩広域下水道組合」の方で整理していますので、そちらをご覧ください。
こちらは雨水蓋です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは、用途記載がありませんが蓋の形状からこちらで整理します。
こちらは、㈱長谷川鋳工所製の蓋です。
以降は、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は消火栓の蓋です。
こちらは、表記がありませんが防火貯水槽の蓋です。
こちらは、制水弁の蓋です。
こちらは、空気弁の蓋です。
こちらは、排泥弁の蓋です。
こちらの蓋には、「ソフトツーポート」の表記がありますが、どの様な用途の蓋か不明です。
こちらは、第一機材㈱製の蓋ですが用途は不明です。
以上で、茨城県日立市のマンホール蓋(その2)旧多賀郡十王町のマンホール蓋の整理は終了です。