北茨木市の経緯は、昭和31年3月31日 多賀郡磯原町、大津町、関南村、関本村、平潟町、南中郷村の6町村が合併・市制施行し北茨木市が誕生、現在に至っています。
北茨木は、茨城県の最北端に位置し、南は高萩市、北は福島県いわき市と接しています。
東部は低地で海岸に面し、市内を流れる大北川、里根川などの流域には、豊かな平坦地がひらけています。古くから農業や漁業を中心に栄えましたが、江戸後期に石炭が発見され、常磐炭田の中核として活況を呈し、今日では、工業地帯として飛躍的な伸展を見せています。
また、平潟・大津・磯原地区では、温泉・鉱泉が湧き出し、民宿・旅館が立ち並ぶ観光の名所となっています。
東京からは約180キロメートルの距離にあり、市の総面積は186.79平方キロメートルです。人口は、令和4年6月1日現在で4.0万人強、世帯数は1.6万強となっています。
太平洋に面した自然の豊かさは、岡倉天心や野口雨情など多くの芸術文化を育みました。茨城県天心記念五浦美術館が建つ五浦海岸の風光明媚な海岸線や新緑・紅葉の美しい花園渓谷など文化、自然に親しめる観光地として注目されています。
市章は、「北茨城市」の「北」の字を分解し、それを互に噛み合せ市民の固い団結と市の飛躍発展を表現しています。(昭和31年8月10日制定)
市の花は「シャクナゲ」、市の木は「マツ」、市の鳥は「カモメ」、市の魚は「アンコウ」です。(以上は、北茨城市HPより)
北茨城市の公共下水道は、分流方式を採用し、汚水処理は市単独で北茨城浄化センターで処理し、処理後は尻無川に放流されます。汐見ケ丘など地区毎に汚水処理場や合併処理浄化槽を設備し、独自に汚水処理を行っている地区もあるようです。
また、平潟地区の一部には漁業集落排水設備が導入されています。
市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
北茨城市は、2019年12月14日に第11弾としてマンホールカードの配布を始めました。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
北茨城市は、茨城県最北端に位置する太平洋に面したまちです。 観光業が盛んなことから、マンホール蓋の意匠には、市を代表する景勝地「五浦海岸」を背景に、名所「六角堂(観潤亭)」と市の鳥「かもめ」・木「松」・花「シャクナゲ」が描いています。 「六角堂」は、明治時代の思想家であり近代日本美術の発展に大きな功績を残した岡倉天心が自ら設計し建築した建物で、眼前に広がる太平洋と天心の居宅や庭園などをあわせるかたちで、2014年3月18日には「岡倉天心旧宅・庭園および大五浦・小五浦」として国の登録記念物(名称地関係及び遺跡関係)に登録されています。
残念ですが、マンホールカードに描かれたカラーデザイン蓋は撮りもらしましたので、何とか機会を見つけて撮りに行こうと思っています。
こちらは、ノンカラー蓋です。
いずれも汚水蓋です。
こちらは、同じデザインの小型蓋です。
以降は規格模様の蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
こちらは雨水蓋です。
こちらは、中央の市章の書体が上記と違うようです。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、中央の市章の書体が上記と違うようです。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは、枠に模様がある雨水蓋です。
次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
Φ900の蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、菱形を組み合わせた模様の汚水蓋です。
こちらは、スリップ防止模様の汚水蓋です。
こちらは、側溝の雨水桝の蓋です。
次は、平潟地区の漁業集落排水設備に係わる蓋です。
平潟漁港の風景に市の魚「あんこう」をデザインしています。左手奥に見えるのは薬師堂です。
こちらは枠に模様があります。
こちらはノンカラー蓋です。
こちらは枠に模様があります。
こちらは、小型蓋です。
以降は、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は消火栓の蓋です。
こちらは角蓋です。
次は、防火貯水槽の蓋です。
右蓋は中央の市章の下に「防火水槽」と表記されています。
こちらは、上水道の仕切弁の蓋です。
次は、空気弁の蓋です。
こちらは、排泥弁の蓋です。
最後は、平潟地区で見かけた温泉の給湯に係わる蓋です。
こちらは、制水弁の蓋です。
こちらは、断湯弁の蓋です。
以上で、茨城県北茨木市のマンホール蓋の整理は終了です。