臼田町の経緯は、明治22年4月1日 町村制の施行により、臼田村・下小田切村・勝間村の区域をもって臼田村が発足します。明治26年6月30日臼田村が町制を施行して臼田町となります。その後、幾つかの合併・編入を経て平成17年4月1日 佐久市・北佐久郡浅科村・望月町と合併し、改めて佐久市が発足したことにより臼田町は廃止となります。
臼田町は、長野県の東部に位置し、北に浅間山、南に八ヶ岳を望み、町の中央を旅情豊かな千曲川が流れ、素晴らしい自然と緑に囲まれた町です。人口は1.6万人強、世帯数は5.2千世帯強の小さな町ですが、農村医学のメッカとして世界的に有名な佐久総合病院や数多くの福祉施設を備え「福祉と医療の町」として発展してきました。
近年は、星形の五稜郭とともに、文部省宇宙科学研究所のパラボラアンテナの開設や、うすだスタードームのオープンで「星の町うすだ」として歩んでいます。
町章は、町名の「うす」を図案化したもののようです。(昭和38年11月1日制定)
町の花は「キキョウ」、町の木は「イチイ」です。
臼田町の下水道事業の概要は、
公共下水道事業は、佐久下水道組合が担っています。
なお、臼田市の一部「入沢地区」は南佐久環境衛生組合が担っています。
佐久下水道組合は、旧佐久市と旧臼田町が一体となり広域的に公共下水道事業を行うための組織で、昭和48年に旧佐久市と旧臼田町の中心市街地から着手し、昭和57年に供用開始となりました。
新佐久市が平成17 年4 月1日の合併で誕生したことに伴い、佐久下水道組合の事業は新たな佐久市に引き継がれました。
農業集落排水事業は、田口地区で設備していましたが、現在公共下水道と接続しているようです。
それでは、前置はここまでとしてマンホール蓋の整理を始めます。
最初は、公共下水道に関わる蓋です。
臼田町の公共下水道事業は、佐久下水道組合が担っていましたが旧佐久市に設置されていたマンホール蓋と臼田町に設置されていたマンホール蓋はデザインが違っているので、こちらで紹介(別途、佐久下水道組合のマンホール蓋は整理します)します。
こちらは、佐久市下水道管理センター内のカラー展示蓋です。
町の花「キキョウ」がデザインされ、右下に「佐久市公共下水道」、左下に耐荷重量記号「T-14」と表記された汚水蓋です。
こちらはノンカラーの設置蓋です。
左蓋は耐荷重量記号「T-14」、右蓋は耐荷重量記号「T-25」と表記されています。
こちらは小型のカラー蓋です。
JR小海線・臼田駅から93号線を進み千曲川にかかる臼田橋手前の歩道に設置されています。
こちらはノンカラ蓋です。
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初はJIS規格模様の蓋です。
左蓋には「車道」、右蓋には「軽車」と表記されています。
こちらは亀甲模様の蓋です。
以降では、農業集落排水に関わるマンホール蓋を整理します。
こちらは、田口地区で見つけたマンホール蓋です。
なお現在、田口地区は公共下水道と接続しているようです。
中央の町章の周りに描かれた星形は、国史龍岡城五稜郭の星型城郭がデザインされているようです。
こちらは、入沢地区に設置されている南佐久環境衛生組合が運営するマンホール蓋です。
南佐久環境衛生組合は、佐久市(旧臼田町)、佐久穂町(旧佐久町・旧八千穂町)、小海町の3市町村で構成し、3市町村の公共下水道事業を運営しています。
汚水は、南佐久浄化センターで処理され千曲川に放水されています。
以上で、その3.臼田町のマンホール蓋の整理は終了です。