※2023.08.08登録 新たに掲載しました。
旧望月町の経緯は、昭和34年8月1日 本牧町・布施村・春日村・協和村が合併し望月村が発足します。その後、昭和35年4月15日 大字茂田井の一部が立科町に編入します。平成17年4月1日 佐久市・北佐久郡浅科村・南佐久郡臼田町と合併し、改めて佐久市が発足したことで同日望月町は廃止となります。
旧望月町は、長野県の東部、北佐久郡の南西部に位置し、南方に望む蓼科山の裾野に広がるゆるやかな山麓丘陵地帯に広がっています。東西9.6km、南北22kmの紡錘形で、面積は128.64平方キロメートル、人口は1.0万人強、世帯数は3.3千世帯強でした。東に佐久市・臼田町・浅科村、西に立科町、南に茅野市、北に北御牧村と6市町村に隣接していました。
町章は、「モチ」を左右対称に並べて図案化したもののようです。(昭和35年10月10日制定)
町の花は「ツツジ」、町の木は「サカキ」です。
望月町の下水道事業の概要は、
特定環境保全公共下水道事業として町が運営し、望月地区は「望月浄化センター」、春日地区は「春日浄化センター」で汚水処理し鹿曲川に放出しているようです。
なお、望月町の茂田井地区の一部で立科町が運営する特定環境保全公共下水道事業のエリアに該当する場所があるようです。
また、農業集落排水設備は布施地区に設備されているようです。
なお、平成17 年4 月1日の合併で新佐久市が誕生したことに伴い、事業は新たな佐久市に引き継がれました。
それでは、前置はここまでとしてマンホール蓋の整理を始めます。
最初は、特定環境保全公共下水道に関わる蓋です。
こちらは、佐久市下水道管理センター内のカラー展示蓋です。
望月には、古来より朝廷に献上する牧場があり「望月の牧」と呼ばれ、馬(駒の里)の産地だったようです。その馬を中央に大きく描き、その周囲に町花「ツツジ」と町の木「サカキ」を配したデザインの汚水蓋です。
こちらはノンカラーの設置蓋です。
こちらは望月地区で撮っています。
こちらは、宅内枡の蓋と思われます。
下部に「おすい」の表記があります。
こちらは春日地区で撮っています。
こちらは親子蓋です。
こちらは小型蓋です。
以降では、農業集落排水に関わるマンホール蓋を整理します。
こちらは、布施地区で見つけたマンホール蓋です。
こちらは親子蓋です。
こちらは、茂田井地区の一部で見られる立科町が運営する特定環境保全公共下水道事業に関わる蓋です。
遠景に蓼科山、その手前に女神湖、周囲には町の花「スズラン」がデザインされています。
以上で、その5.旧望月町のマンホール蓋の整理は終了です。