オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

隣の住人、ピーター

2023年05月06日 18時20分55秒 | 早期退職

今朝は雨が降ったり止んだりの天気だったので、ジョギングと散歩は休みにして、朝ご飯を食べて寛いでいました。すると、隣近所に住むピーターから電話があり、大きな枝が家とのフェンスの上に落ちたと電話がありました。窓の外を見ると、150メートルほど離れた所に乗用芝刈り機に乗ったピーターがフェンスに落ちた枝を見ながら電話しているのが見えました。

急いで服を作業服に着替えて一輪車にチェーンソーを乗せて現場に駆け付けると、ピーターの牧場の木の枝が昨日の風雨でフェンスの上に落ちていました。フェンスと言っても、針金のフェンスなので、直すのは比較的簡単で、既にピーターはチェーンソーで枝を切ってくれていました。

枝といっても、太い所では、直径が30センチぐらいの大人の胴ぐらいあります。僕に木が欲しいか聞くので、

「ピーターが要らないのなら、僕の薪小屋で乾燥させて薪にしたい。と言うと、

「じゃあ、あげる。家は薪が一杯あるから。来週、時間がある時、持って行ってあげるよ」。と言ってくれました。実は家でも薪は5年分程あるのですが、ありすぎて困るものではないので、あればあるほど良いと思います。薪も気兼ねなく使えますし。

そして、作業の終わりに、「ピーター、僕のチェーンソー、エンジンはかかるのだけど、チェーンが回らないんだ。」と言うと、「見てあげる。」と言って、作業小屋に持って帰り、20分程でチェーンソーを直して、わざわざ家まで持って来てくれました。

ピーターは昔、チェフをしていたそうで、いつも立ってばかりで膝を痛めたそうです。それで、牧場ではいつも乗用の芝刈り機に乗って牛に餌をやったり、枝を拾ったりしています。お互いに干渉はせず、いつも助けてくれる、これ以上はない様な隣人です。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

(皆さん、お気づきの通り、テンプレートを変えてみました。こちらは秋なので、秋のテンプレートです。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする