オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

馬の雨避け小屋の建設作業 3

2023年05月24日 18時48分59秒 | 牧場生活

今日も、散歩には行かず、朝ご飯をたっぷり食べて、作業に臨みました。今日の作業は屋根の骨組みというか梁を柱に組む作業です。

朝8時半に、馬主のロビンが到着する前に一輪車で小石を運び、残り二つの柱の穴に入れてから、バールで突いて穴を塞いで柱を固定しました。そして、2本ほど梁を柱にのせたところでロビンが到着。馬に餌をやって作業を開始したのですが、、、昨日充電しなかった為か、電気ドリルのバッテリー容量がなくなってしまいました。バッテリーの充電には30分ほどかかります。

それで、ロビンは午後3時ごろから再度、出直すことにして、一旦帰宅。僕もバッテリーを充電している間に他の作業をし、充電が完了すると、一人で梁を上げる作業を開始しました。

建築現場で梯子に登ってする作業は最も危険な作業の一つで、事故のもっとも多い原因が梯子や高所からの落下によると聞いたことがあります。しかも、梯子からの落下は重大事故になることが多いので、一人で作業をすることは極力避けたいのです。

特に足元が牧草地なのでデコボコしていて梯子も真っすぐに立てられる訳ではなく、しかも粘土質で梯子が埋まったりして、非常に危険です。なので、梯子から落ちないように慎重に作業しました。ただ、電気ドリルのバッテリーは長くは続かず、2の目の充電のため休憩。ロビンにメッセージを送って、ロビンの家にある電気ドリルを持って来るように頼みました。

今日も昼食の後は1時間ほどの昼寝。昨日に引き続き、ぐっすり寝られました。起きてから30分程はボーっとしていましたが、、、。

3時ごろロビンが到着して2人で作業。一人が梯子に登る時は、もう一人が梯子を抑えながら釘や金槌を渡したりして、順調に共同作業が出来ました。

次の作業は、風で屋根が飛ばされない様に左側の梁を補強し、横からの風にも耐えられる様に45度の補強材を入れます。その後はいよいよ屋根に上って屋根ふきと壁張りです。

こういう作業をしていると、とっても充実していると感じます。適度な疲労と適度な会話。そして、何かを作り、結果が目に見え、しかも頭を使わなければ、失敗してしまう適度な緊張。そして完成すると、馬が雨風を避けられる小屋になります。

この馬はロビンが友人から相続した馬なので、粗末にするわけにもいかず、亡くなった友人の為に馬が死ぬまで面倒を見ると決めた馬達なのです。自分のペットでもないのに、毎日牧場に来て餌をやるのは簡単なことではありません。馬の餌代も馬鹿になりませんし、、、。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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