今朝は遅い朝食の後、息子をアルバイトに送った後で、妻と近くの自然保護区へウオーキングに行きました。ウオーキングの途中で、ジョギングをしている60歳前後の女性が、後ろから軽い挨拶を交わして僕らを追い越して走り去っていったのですが、妻が今ジョギングをしていた人、ロバクラブのリアンだったかも、と言うのです。
ロバクラブというのは、ロバを飼育いる人が入会しているクラブで、20年程前に牧場に引っ越した理由の一つがロバを飼う為でした。そして、ロバクラブには3、4年所属していたのですが、リアンは近所(車で15分ぐらい)に住んでいたので、よく知っています。僕のロバは2、3年で売ってしまったので、そのロバクラブにも行かなくなって20年近いのですが、ロバを飼って、そのロバに乗って、家の近くを乗馬ならぬ乗ロバしたのは良い思い出になっています。
さて、15分程歩いていると、その女性が再び登場、今度は、こちらに向かって走って来たので、すれ違う前に、「あのー、ロバクラブのリアンさんですよね?」と僕が尋ねると、何で知っているのという顔で立ち止まって、「ええ、そうですが?」という返事をした後、一瞬で20年前の記憶が蘇ったのか、僕らの名前まで憶えていてくれました。それから、リアンと1時間近く立ち話をし、お互いの近況を交換しました。
リアンは8年程前にお腹にステージ3の前半の卵巣がん(何と大きさが15センチX15センチX5センチ)と診断されたのですが、手術と抗がん剤に耐え、今の所、経過は順調で、転移や再発もなく健康に過ごしているそうです。リアンによると、ステージ3まで進行した卵巣癌から生還できた理由は、牧場でロバを世話する生活で、普段から体を動かしていたことと、手術から回復後は、毎日ジョギングをしたからだそうです。ジョギングなどの有酸素運動は、散歩より遥かに循環器をはじめ、体に負担がかかりますが、その分、新陳代謝を高め、細胞分裂を盛んにするので、癌も抑えることが出来たのだそうです。リアンは、毎日10キロのジョギングをしていて、この冬には友人とハーフマラソンに参加するのだそうです。
今日の最高気温は13度と、真冬並みの寒さでしたが、日中は晴れていたので、居間は夕方まで暖かかったです。夜は流石に冷えてくるので、薪ストーブで温まりました。今夜もストーブの上に乗っているのは夕食後のデザートで食べたミカンとオレンジの皮。部屋がミカンとオレンジの香りで満たされるし、乾燥後は焚き付けに使えます。油が含まれていて、火炎放射器の様に良く燃えます。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。
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