杉浦日向子さん原作の「百日紅~Miss HOKUSAI~」、観てきました。
以前、映画を観る前に原作を買うべきかどうか?と書きましたが、結局原作を読まずに観に行きました。
監督…原恵一
お栄…杏
北斎…松重豊
江戸の背景など、情緒に溢れていてアニメの出来としてはとても綺麗でした。
ストーリーの感想はネタバレにもなるので避けておきましょう。
それと。
お栄って実在の人物だったとは。もちろん葛飾北斎の娘。父親の才能を色濃く受け継いだ浮世絵師だったそうで、号は葛飾応為。彼女の作品としては数作品が知られているのみですが、北斎の作品の中にはお栄との合作、もしくはお栄が描いたものがあるのでは?と言われているそうです。
へぇ~…。
この映画を観る直前まで知らなかった。
葛飾北斎自身も謎だけど、その娘もさらに謎。謎に満ちた一族なんだ。
ある日突然、あの絵は、お栄が描いたものだった…なんてニュースが出てくるのしょうか。映画で取り上げられてメジャーになったら、なおさらそういう発見もありそうですよね。