風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画・東山動物園の仲間たち「ライオン一家のお父さん」

 
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僕は動物園や植物園に出かけるのが大好きです。見ていて飽きないし、やはり癒されるからですが、せっかくだから動物たちを絵にしてブログにも掲載していこうと考えました。


名古屋市千種区にある東山動物園。1937年に開園しました。東京・上野動物園に次ぐ入場者があり、大きなゾウから小さなメダカまで、約500種を展示する日本最大級の動物園です。約60ヘクタールの敷地には植物園も併設されています。

正式名称は「東山動植物園」ですが、ここでは便宜上「東山動物園」とします。

掲載は月に1~2度と考えています。

図鑑ではありませんので、絵にするのは出かけた時に出会い「描いてみたいな」と思った動物を取り上げます。オス、メスで姿や格好が大きく違うこともあるし、できるだけ動物たちの見せる仕草や表情を描きたいので、同じ種類の動物が複数回登場することがあるでしょう。
また、「動物園の住人たち」を描くのですから、動物の背景にある園舎、金網や柵、鉄格子、遊び道具、小さなプール、コンクリートづくりの樹木や岩肌、世話をする飼育員を描き入れることも多いと思います。

                  

第1回は「百獣の王」とされ、権力の象徴としても扱われてきたライオンです。

東山動物園が開園(1937年)した当時、日本の猛獣舎としては初めての無柵放養方式を取り入れたライオン舎には、お父さんの「サン」が率いる一家が暮らしています。
描いたのは「サン」。鬣(たてがみ)が見事です。


園舎に掲げられたプロフィールによると「サン」は2001年、北海道旭川市の旭山動物園で生まれました。誕生日の7月25日には13歳になります。東山動物園には2005年にやってきました。

毎朝、目覚めると庭を繰り返しパトロール。あとは7歳年下の奥さん「ルナ」や子どもらと戯れたり、横になって昼寝を楽しんだりしています。

この絵のポーズは、何かを見つめているのでしょうか。それとも何か考え事でも・・・。ときおり近くの獣舎から聞こえてくるトラなどの唸り声を、どう捉えているのでしょう。

それにしても風格がありますね。

毎日の食事は、夕方の4時に室内に入って食べます。

「サン」のメニューは馬肉4.5キロ、レバー0.5キロ、鶏頭15個だそうです。


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