垂直の崖伝いに、何本もの太い木の根っこが伸び、先は大きな岩の間に入り込んでいます。室戸岬の海岸沿いの雑木林で見かけた風景です。
木の名前は分かりませんが、強い台風など何かの拍子で崖が崩れ落ち、崖の端に生えていた木の根のかなりの部分がむき出しになったのでしょう。壁面にへばりついた根が、毛細根を広げて流れ落ちる雨水や養分を吸い、下へ下へと伸びて、先端が大きな岩と岩の隙間へ入っています。
その先がどうなっているのか。見ることはできませんが、根っこは地面にたどり着いていることでしょう。20号です。
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