こちらで書くべき本論である「新しい生活を始めよう!」の記事が途切れたままになっています。
久しぶりに元に戻って、良い習慣について考えて見ましょう。
『若き商人への手紙』ベンジャミン・フランクリン ハイブロー武蔵訳・解説 総合法令(2004)から―
フランクリンは「人は何のために生きているかを問い、それはすべての人が自分の価値を大切にし、自由を享受し、なりたい自分を実現するためである、ということを初めて説いた」人でした。
キリスト教徒のフランクリンは、神は、一人一人の人間が人格を磨き、人間として成長し、他人や社会に役立つことで自らも幸せになることを祝福してくれている、と考えていました。
そのためには、十三の徳を身に付けるべきだと考えました。
身に付けるためには、習慣の力を利用するのが良いと考えたわけです。
では、その十三の徳とはなんでしょうか。
それは、
節制 沈黙 規律 決断 節約 勤勉 誠実 正義 中庸 清潔 冷静 純潔 謙譲
です。
羽目をはずさない。他人や自分の利益にならないこと話さない。仕事は時間を決めて行う。決心したことはやり遂げる。他人や自分に役立つことにお金を使う。時間を無駄にしない。だまして人に害を与えない、清く正しく思考する。不正や義務不履行で他人に損害を与えない。何事も極端に走らない。不正を受けても我慢した方が良いときは我慢する。身体衣服住居を不潔にしない。つまらないことやありがちな事故、避けられない事故にに心を乱さない。性におぼれ、平和な生活を乱したり、信用をなくしたりしない。イエスとソクラテスを見習う。
これらの十三の徳を身に付けてゆく過程こそが、その人が本当になりたい自分を実現できる道なのだ、ということを発見し自ら実践し、大成功を収めたのが、フランクリンその人でした。
「人として求められる良き人格をつくりあげていく中で、豊かな実りの多い経済生活が実現できる」本物の商人、資産家になれる、というのです。
最後にハイブロー氏はいいます。
世の中には自分の思うようにいかないことがある。しかし、自分自身は自分がどう生きていけるかを選択できる。どんなつらい状況があっても、苦しみがあっても、自分の心の持ち方、日々の勉強、習慣で大きな宝物に変えていける、と。
明日に希望を持って、今日の自分を変える努力を始めましょう。自分だけが自分を変えられる唯一の人間なのです。
久しぶりに元に戻って、良い習慣について考えて見ましょう。
『若き商人への手紙』ベンジャミン・フランクリン ハイブロー武蔵訳・解説 総合法令(2004)から―
フランクリンは「人は何のために生きているかを問い、それはすべての人が自分の価値を大切にし、自由を享受し、なりたい自分を実現するためである、ということを初めて説いた」人でした。
キリスト教徒のフランクリンは、神は、一人一人の人間が人格を磨き、人間として成長し、他人や社会に役立つことで自らも幸せになることを祝福してくれている、と考えていました。
そのためには、十三の徳を身に付けるべきだと考えました。
身に付けるためには、習慣の力を利用するのが良いと考えたわけです。
では、その十三の徳とはなんでしょうか。
それは、
節制 沈黙 規律 決断 節約 勤勉 誠実 正義 中庸 清潔 冷静 純潔 謙譲
です。
羽目をはずさない。他人や自分の利益にならないこと話さない。仕事は時間を決めて行う。決心したことはやり遂げる。他人や自分に役立つことにお金を使う。時間を無駄にしない。だまして人に害を与えない、清く正しく思考する。不正や義務不履行で他人に損害を与えない。何事も極端に走らない。不正を受けても我慢した方が良いときは我慢する。身体衣服住居を不潔にしない。つまらないことやありがちな事故、避けられない事故にに心を乱さない。性におぼれ、平和な生活を乱したり、信用をなくしたりしない。イエスとソクラテスを見習う。
これらの十三の徳を身に付けてゆく過程こそが、その人が本当になりたい自分を実現できる道なのだ、ということを発見し自ら実践し、大成功を収めたのが、フランクリンその人でした。
「人として求められる良き人格をつくりあげていく中で、豊かな実りの多い経済生活が実現できる」本物の商人、資産家になれる、というのです。
最後にハイブロー氏はいいます。
世の中には自分の思うようにいかないことがある。しかし、自分自身は自分がどう生きていけるかを選択できる。どんなつらい状況があっても、苦しみがあっても、自分の心の持ち方、日々の勉強、習慣で大きな宝物に変えていける、と。
明日に希望を持って、今日の自分を変える努力を始めましょう。自分だけが自分を変えられる唯一の人間なのです。