2007年5月10日の日刊スポーツ「雑学道場」(山田大介記者―少し複雑な利き手を持つという)に「どうして人間には、右利きが多いのか?」という記事が掲載されたそうです。
ご自身左利き(だったと記憶しています)の、脳血管研究所・杉下守弘教授の話が紹介されています。
・知られざる利き手の不思議
(旧石器時代?~右9割左1割~言語と関係?~未解決な問題)
言語優位半球が左脳にあり、右半身の運動を司るのも左脳であり、進化の過程で言語と同時に右利きを獲得していった野ではないか、というのが一つの有力な考え方である。
しかし左利きの場合は、言語優位脳が右利きと同じ左脳にある人が60~70パーセントいるといわれ、左利きについてこの説では説明しきれない。
結局、現時点では<なぜ人間に右利きが多いのか?>という疑問には正確に答えられない、というのが、結論になっています。
ただ、「私見として<右利きが右手で運動する時の右脳の活動部分>よりも<左利きが左手で運動する時の右脳の活動部分>が大きいのではないか、と考えます。」とあります。
「杉下教授の考える右利きと左利きの脳」の図解を、私なりに数値に置き換えて説明します。
・<右利き>【右手】
(右脳)●● 2:8 ○○○○○○○○(左脳)
・<左利き>【左手】
(右脳)●●●● 4:6 ○○○○○○(左脳)
右利きでは左脳に偏っているが、左利きでは左脳への偏りが少なく、右脳もかなり活動している。
・“左利きに天才が多い”のは本当なの?
(一概には言えない~スポーツで優位)
ほかに、「世間は右が中心」(ハサミなどの道具類、自動改札機などの機械類など)、「脳トレ塾」など。
・・・
一般紙に左利きや利き手の話題が掲載されるケースは少なくありません。
しかし、スポーツ紙で、スポーツがらみの記事でなく掲載される、というのは非常にめずらしいのではないでしょうか。
なにはともあれ、一人でも多くの方に左利きや利き手の問題に興味を持って欲しいと願う私としては、うれしい限りです。
* 情報源:mixi「左利き」コミュニティ・トピック
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「日刊スポーツ07年5月10日:どうして人間には、右利きが多いのか?」を転載したものです。
ご自身左利き(だったと記憶しています)の、脳血管研究所・杉下守弘教授の話が紹介されています。
・知られざる利き手の不思議
(旧石器時代?~右9割左1割~言語と関係?~未解決な問題)
言語優位半球が左脳にあり、右半身の運動を司るのも左脳であり、進化の過程で言語と同時に右利きを獲得していった野ではないか、というのが一つの有力な考え方である。
しかし左利きの場合は、言語優位脳が右利きと同じ左脳にある人が60~70パーセントいるといわれ、左利きについてこの説では説明しきれない。
結局、現時点では<なぜ人間に右利きが多いのか?>という疑問には正確に答えられない、というのが、結論になっています。
ただ、「私見として<右利きが右手で運動する時の右脳の活動部分>よりも<左利きが左手で運動する時の右脳の活動部分>が大きいのではないか、と考えます。」とあります。
「杉下教授の考える右利きと左利きの脳」の図解を、私なりに数値に置き換えて説明します。
・<右利き>【右手】
(右脳)●● 2:8 ○○○○○○○○(左脳)
・<左利き>【左手】
(右脳)●●●● 4:6 ○○○○○○(左脳)
右利きでは左脳に偏っているが、左利きでは左脳への偏りが少なく、右脳もかなり活動している。
・“左利きに天才が多い”のは本当なの?
(一概には言えない~スポーツで優位)
ほかに、「世間は右が中心」(ハサミなどの道具類、自動改札機などの機械類など)、「脳トレ塾」など。
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一般紙に左利きや利き手の話題が掲載されるケースは少なくありません。
しかし、スポーツ紙で、スポーツがらみの記事でなく掲載される、というのは非常にめずらしいのではないでしょうか。
なにはともあれ、一人でも多くの方に左利きや利き手の問題に興味を持って欲しいと願う私としては、うれしい限りです。
* 情報源:mixi「左利き」コミュニティ・トピック
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「日刊スポーツ07年5月10日:どうして人間には、右利きが多いのか?」を転載したものです。