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●第287号(No.287) 2011/11/19
「名作の中の左利き~推理小説編-2-「藁人形」M.D.ポースト」は、
名作の中の左利き~推理小説編の2回目、
今回は、名探偵ホームズのライヴァルたちの一人、あの<タイタニック>と共にこの世を去ったアメリカの作家メルヴィル・デイヴィスン・ポーストが生んだ<アブナー伯父>ものの代表作の一つ「藁人形」です。
「藁人形」The Straw Man
初出不明、
<イラストレイテッド・サンディ・マガジン>1917年6月10日号再録、
<EQMM>1959年12月号掲載
【邦訳】
『ミステリマガジン』1975年4月号(No.228)掲載 山田辰夫/訳
収録短編集
『アブナー伯父の事件簿』菊池光/訳 創元推理文庫 1978
上記の短編集から名作10編と、未収録の4編(唯一の中編1編を含む)の全14編
《開拓時代のウエスト・ヴァージニアを舞台に、無法と悪に挑戦するアブナー伯父の活躍を描く》
『アンクル・アブナーの叡知』吉田誠一/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1976
生前出版(1918年)の<アブナー>もの短編集(18編収録)の完訳
この<アブナー伯父>ものは、私の好きなシリーズ探偵の一人でした。
初めて知ったのは1970年代前半だったでしょうか。
『ミステリマガジン』(早川書房)に掲載された短編を何本か読みました。
探偵小説としての魅力もさりながら、西部開拓時代を舞台に、善きキリスト教徒という感じの紳士である主人公<アンクル・アブナー>に惹かれたものでした。
その後、早川版は買わなかったのですが、創元推理文庫版の<アブナー伯父>者の短編集を買いました。
結局、置場の問題から、手放してしまったのですが…。
読んだ短編の中の一つ(本編)が、左利きを扱った小説だったという印象はしっかり残っていました。
でも、その当時は今のような、左利きライフ研究を始める前のことで、残しておこうという気持ちがありませんでした。
惜しいことをしたという気持ちはありますが、
(買い直すことはできますが、今のところ予定はありません。)
掲載雑誌は持っているので…。
(でも、本棚の下部に積み上げてあるので、今すぐ出て来ません。)
左利き犯人ものです。
ネタばらしになっていますが、この一点だけで成り立っている推理小説ではないので、許されるかと思います。
こういう企画の中で扱う以上いたしかたない面があります。
ご了承いただけるものと考えています。
*本誌本文で触れた本
『もし「右」や「左」がなかったら―言語人類学への招待』
井上京子/著(大修館書店 1998.5)
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「<アブナー伯父>「藁人形」:週刊ヒッキイhikkii287名作の中の左利き~推理小説編2」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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●第287号(No.287) 2011/11/19
「名作の中の左利き~推理小説編-2-「藁人形」M.D.ポースト」は、
名作の中の左利き~推理小説編の2回目、
今回は、名探偵ホームズのライヴァルたちの一人、あの<タイタニック>と共にこの世を去ったアメリカの作家メルヴィル・デイヴィスン・ポーストが生んだ<アブナー伯父>ものの代表作の一つ「藁人形」です。
「藁人形」The Straw Man
初出不明、
<イラストレイテッド・サンディ・マガジン>1917年6月10日号再録、
<EQMM>1959年12月号掲載
【邦訳】
『ミステリマガジン』1975年4月号(No.228)掲載 山田辰夫/訳
収録短編集
『アブナー伯父の事件簿』菊池光/訳 創元推理文庫 1978
上記の短編集から名作10編と、未収録の4編(唯一の中編1編を含む)の全14編
《開拓時代のウエスト・ヴァージニアを舞台に、無法と悪に挑戦するアブナー伯父の活躍を描く》
『アンクル・アブナーの叡知』吉田誠一/訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 1976
生前出版(1918年)の<アブナー>もの短編集(18編収録)の完訳
この<アブナー伯父>ものは、私の好きなシリーズ探偵の一人でした。
初めて知ったのは1970年代前半だったでしょうか。
『ミステリマガジン』(早川書房)に掲載された短編を何本か読みました。
探偵小説としての魅力もさりながら、西部開拓時代を舞台に、善きキリスト教徒という感じの紳士である主人公<アンクル・アブナー>に惹かれたものでした。
その後、早川版は買わなかったのですが、創元推理文庫版の<アブナー伯父>者の短編集を買いました。
結局、置場の問題から、手放してしまったのですが…。
読んだ短編の中の一つ(本編)が、左利きを扱った小説だったという印象はしっかり残っていました。
でも、その当時は今のような、左利きライフ研究を始める前のことで、残しておこうという気持ちがありませんでした。
惜しいことをしたという気持ちはありますが、
(買い直すことはできますが、今のところ予定はありません。)
掲載雑誌は持っているので…。
(でも、本棚の下部に積み上げてあるので、今すぐ出て来ません。)
左利き犯人ものです。
ネタばらしになっていますが、この一点だけで成り立っている推理小説ではないので、許されるかと思います。
こういう企画の中で扱う以上いたしかたない面があります。
ご了承いただけるものと考えています。
*本誌本文で触れた本
『もし「右」や「左」がなかったら―言語人類学への招待』
井上京子/著(大修館書店 1998.5)
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「<アブナー伯父>「藁人形」:週刊ヒッキイhikkii287名作の中の左利き~推理小説編2」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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