今度こんな本が出ます。
『 左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために 』
ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍(2009年4月)
これは、今まで日本にはなかった種類の左利きの本です。
どの点が、といいますとそれは、左利きの子供たちのための教育・保育に関するガイドブックだ、ということです。
左利きの子供を持つ親御さんだけでなく、教育や保育に携わる人にもぜひ読んで欲しい、という本です。
今まで、左利きの本といいますと、
脳神経系の利き手の科学研究書
(『左対右 きき手大研究』八田武志著、『非対称の起源 偶然か必然か』クリス・マクマナス著)、
左利きの人の手になる、左利きの謎に挑んだエッセイ
(『「左利き」は天才? ― 利き手をめぐる脳と進化の謎』デイヴィッド・ウォルマン著)、
左利きの不便にまつわる本
(『左利きの人々』渡瀬けん著、『左ききのたみやさん― 哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』たみやともか著)、
社会や文化の面から左利きを考える本
(『見えざる左手― ものいわぬ社会制度への提言』大路直哉著)などなど、でした。
しかし、今回の本はそういったものとは異なり、
左利きの子供の生活の向上のための教育の方法や様々な技術について書いたアドヴァイス本です。
原書は、世界的に有名なイギリスの左利き用品専門通販会社ANYTHING LEFT-HANDED(ALH)のスタッフであり、
顧客を中心にした左利きの会LEFT-HANDERS CLUBの機関紙“THE LEFT-HANDER”のエディターでもある女性で、
その経験を生かした内容といえると思います。
ALHのサイトでも紹介されています。
(私はそこでこの本 "Your Left-Handed Child" のことを知ったのです。)
実は私は、偶然、この本の巻末資料作成の一部お手伝いをさせていただきました。
(私自身のサイト情報、および私のオススメ本を追加したぐらいのことですが。)
とはいえ、実際に内容は見ていません。
(目次の紹介を受けた程度です。)
しかし、左利きの問題に取り組んできた私としては、日本初の試みでもあり、大いに期待しています。
▼目次▼
まえがき はじめに
1 どのようにして左利きになるのか 17
2 就学前の発達 31
3 毎日の生活で役立つこと 51
4 左利きの子どもの学校生活 75
5 スポーツ 101
6 音楽 113
おわりに 参考資料 索引 謝辞
▼版元の東京書籍の情報▼
左利きの子どもは,右手社会ではハンディがある。
左利きの親でも気がつかなかった,子育て上の配慮や,
学校生活上,先生方が配慮・支援すべきことなど,
「眼からうろこ」のアドバイス満載の手引書。
ISBN:978-4-487-80379-8, 本体予価:1900円, B5変型判 128頁
▼本書『左利きの子』「はじめに」の文章▼
左利きは障害でも不利でもありません。ただ違う、それだけです。
子どもの違いを尊重し、必要な時には配慮し、そしていつもほめる。
左利きは、その子の人となりの一部なのです。
▼東京書籍・担当編集者Oさんからのメッセージ▼
左利きの子どもと保護者や保育園~学校の先生のための本がないので、
良い本をさがしておりましたが、この翻訳書を見つけ、刊行することに決めました。
そう、編集の僕自身も、クロス・ラテラルでボールを投げるのは、左利きです!
この本を読んだ親御さんや先生方が、適切な配慮・気配りをして、
左利きの子たちがハンディを感じることが少なくなり、
誇りと自信をもって毎日が送れるようになればうれしく思います。
(刊行は4月末頃です!)
・・・
ぜひ、一読を!
そして、本書を参考にして、左利きの子供への理解と対応の仕方を、もう一度考え直していただきたい、と思います。
何度も書きますが、本書が、左利きの子供をお持ちの親御さんだけでなく、教育・保育の関係者、その他多くの人たちの間で大いに話題の書となることを期待しています。
上にダイジェストしました、本書の著者について、目次、出版意図などの情報は、以下のメルマガ『左利きで生きるには週刊ヒッキイhikkii』より抜粋しました。
・第175号(No.175) 2009/4/11「親御さんへ速報!『左利きの子』教育・保育ガイド本」
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左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii(レフティやすおの左組通信メールマガジン)
「最新号」は、こちら
◆紹介されました!
・渡瀬けん/著『左利きの人々』中経の文庫(2009)「参考サイトその他」
・親野智可等・発行「親力で決まる子供の将来」No913 2007/12/26号
・『R25』2007.12.06(No.170)"ランキンレビュー"「右利きが左利きより多いのはなぜ?」
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「『左利きの子』(のための)教育・保育ガイド本」を転載したものです。
--
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・無口営業の達人・渡瀬謙氏の殿堂入りメルマガ
『営業のカンセツワザ』2008/03/13 208号「我流 文章術(2)」
・『ウィークリーまぐまぐ[エンタテイメント版]』2008/3/14号
「今週のおすすめメルマガ@エンタテイメント」
・『まぐまぐ!』「今週のおすすめメルマガ」2008年03月12日~03月18日
◆紹介されました!・左利きと本のブログ「レフティやすおのお茶でっせ」
・『モノ・マガジン』2008.2.2号(No.598)「特集・左利きグッズ大図鑑」、
・日経BPnet SJ 親野智可等先生の連載コラム『父親のための親力養成塾』第45回 左利きを直す必要はない
『 左利きの子 右手社会で暮らしやすくするために 』
ローレン・ミルソム/著 笹山裕子/訳 東京書籍(2009年4月)
これは、今まで日本にはなかった種類の左利きの本です。
どの点が、といいますとそれは、左利きの子供たちのための教育・保育に関するガイドブックだ、ということです。
左利きの子供を持つ親御さんだけでなく、教育や保育に携わる人にもぜひ読んで欲しい、という本です。
今まで、左利きの本といいますと、
脳神経系の利き手の科学研究書
(『左対右 きき手大研究』八田武志著、『非対称の起源 偶然か必然か』クリス・マクマナス著)、
左利きの人の手になる、左利きの謎に挑んだエッセイ
(『「左利き」は天才? ― 利き手をめぐる脳と進化の謎』デイヴィッド・ウォルマン著)、
左利きの不便にまつわる本
(『左利きの人々』渡瀬けん著、『左ききのたみやさん― 哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』たみやともか著)、
社会や文化の面から左利きを考える本
(『見えざる左手― ものいわぬ社会制度への提言』大路直哉著)などなど、でした。
しかし、今回の本はそういったものとは異なり、
左利きの子供の生活の向上のための教育の方法や様々な技術について書いたアドヴァイス本です。
原書は、世界的に有名なイギリスの左利き用品専門通販会社ANYTHING LEFT-HANDED(ALH)のスタッフであり、
顧客を中心にした左利きの会LEFT-HANDERS CLUBの機関紙“THE LEFT-HANDER”のエディターでもある女性で、
その経験を生かした内容といえると思います。
ALHのサイトでも紹介されています。
(私はそこでこの本 "Your Left-Handed Child" のことを知ったのです。)
実は私は、偶然、この本の巻末資料作成の一部お手伝いをさせていただきました。
(私自身のサイト情報、および私のオススメ本を追加したぐらいのことですが。)
とはいえ、実際に内容は見ていません。
(目次の紹介を受けた程度です。)
しかし、左利きの問題に取り組んできた私としては、日本初の試みでもあり、大いに期待しています。
▼目次▼
まえがき はじめに
1 どのようにして左利きになるのか 17
2 就学前の発達 31
3 毎日の生活で役立つこと 51
4 左利きの子どもの学校生活 75
5 スポーツ 101
6 音楽 113
おわりに 参考資料 索引 謝辞
▼版元の東京書籍の情報▼
左利きの子どもは,右手社会ではハンディがある。
左利きの親でも気がつかなかった,子育て上の配慮や,
学校生活上,先生方が配慮・支援すべきことなど,
「眼からうろこ」のアドバイス満載の手引書。
ISBN:978-4-487-80379-8, 本体予価:1900円, B5変型判 128頁
▼本書『左利きの子』「はじめに」の文章▼
左利きは障害でも不利でもありません。ただ違う、それだけです。
子どもの違いを尊重し、必要な時には配慮し、そしていつもほめる。
左利きは、その子の人となりの一部なのです。
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左利きの子どもと保護者や保育園~学校の先生のための本がないので、
良い本をさがしておりましたが、この翻訳書を見つけ、刊行することに決めました。
そう、編集の僕自身も、クロス・ラテラルでボールを投げるのは、左利きです!
この本を読んだ親御さんや先生方が、適切な配慮・気配りをして、
左利きの子たちがハンディを感じることが少なくなり、
誇りと自信をもって毎日が送れるようになればうれしく思います。
(刊行は4月末頃です!)
・・・
ぜひ、一読を!
そして、本書を参考にして、左利きの子供への理解と対応の仕方を、もう一度考え直していただきたい、と思います。
何度も書きますが、本書が、左利きの子供をお持ちの親御さんだけでなく、教育・保育の関係者、その他多くの人たちの間で大いに話題の書となることを期待しています。
上にダイジェストしました、本書の著者について、目次、出版意図などの情報は、以下のメルマガ『左利きで生きるには週刊ヒッキイhikkii』より抜粋しました。
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・『R25』2007.12.06(No.170)"ランキンレビュー"「右利きが左利きより多いのはなぜ?」
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「『左利きの子』(のための)教育・保育ガイド本」を転載したものです。
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